実は、私は自分の父親を全く知りません。
一度も顔を見たことがないのですが、そういう私なのに今は父親をやっています。
最初はずいぶん戸惑いました。何をどうすれば父親としての役割を果たせるのかと、父の言葉を受けたことのない人間にはすべてが空想の世界でありました。
「女親には叡智のトイレでおしっこの仕方を教えられないから、教えて欲しい」といわれて、こんなことも男親の仕事かと面を食らったこともありました。
私が最初に父親になってもうすぐ9年経とうとしています。
いま、感じるところは単純です。
父親とはつまり、自分の存在を子どもという鏡にに写してみて、「よりよく生きる方法」を身をもって示す存在なのかも知れない。
だから、私が父親という面影をイメージとして持っている必要は全くないのではないか、ということに帰結します。
「小事が大事」と申します。
たぶん「父親とはいかにあるべきか」という理想像から入るのが大事から始まる考え方で、「人間である自分は、子のために日々何をなせば良いか」というのが、小事から始まる考え方なのかと、そんな風に思います。
私はそんな風に小事からの父親道まっしぐらです。
それしかできないから、私は立派な父親になれそうですo(^-^o)
あなたのお父さんはどんな方でしょうか。
お父さんは何をあなたに、自身の身をもって教えようとしたのでしょうか。
深く深く、思い出してみて下さい。
きっとそこには素敵なお父さんがいらっしゃることに、お気づきになるように思います。
中川信男 拝
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