■ 「人に迷惑をかける」はどのように起こるの?
図1は正常な人です。喉頭蓋も突起(口蓋垂)も上がっていて、鼻から気管に空気がスムーズに流れます。この状態では音は出ません。
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図2は人に迷惑をかけている人です。突起、舌の奥、喉頭蓋がふくらみ、垂れるために音が出ます。ノドチンコが邪魔をするため鼻で息が出来ません。
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■ 寝ているときだけ人に迷惑なのはなぜ?
眠っているときは、体全体の働きが鈍くなっています。働きが鈍くなると、むくみが起こります。働きが鈍くなるとたるみ、突起が下がってきます。そのため、空気の通り道が狭くなり、人に迷惑をかけます。
また、お酒と人に迷惑も関わり合いがあります。
アルコールによる人に迷惑も、普通の「人に迷惑」と原因は似ていますが、お酒を飲むと人に迷惑をかけやすくなります。これは、アルコールによって拡張し、少し腫れるからです。さらにアルコールが脳を麻痺させるので、ゆるんできます。
この結果、狭くなり、息をするたび突起物など、奥にある突起した部分が振るえ、「人に迷惑」を起こします。
■「人に迷惑をかける」ことにはどんな問題があるの?
大きな「人に迷惑」をかけていても、本人は眠っているので何ともないと思われがちです。しかし、「人に迷惑」の発生源に一番近いのは本人です。眠っていても、「人に迷惑」が大きな騒音となって耳に届いています。また、呼吸に無理があるため酸素不足となっています。これらの結果、睡眠が浅くなり、悪い影響が出るといわれています。
朝日新聞によると日本で常時「人に迷惑をかける人」は、約2,000万人もいるとのことです。そのうち、200万人が豪快な「人に迷惑」をかけています。しかも、「人に迷惑をかけている人」の9割は、そのことに気づいていないといいます。
アメリカでも、「人に迷惑」が問題になっています。睡眠が浅くなるため、昼間に眠気や疲労が発生し、交通事故や労働災害の原因になっているからです。人に迷惑による社会的・
経済的損失を少なくするため、「居眠りするな、アメリカ」 (Wake up America)というキャンペーンが行われ、効果をあげました。
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