ヤギさん
集中学校の裏にヤギさんが住んでいます。

いつも黙って、鳴くことも無く、うなる事も無く
横を通ると、 「よくいらっしゃいました」 とばかりに小屋から顔を出します。
随分人懐こいなあ、と思っていると、
子どもが足元にあったエサを さっさとあげ始めました。
「勝手にあげちゃあ、ダメでしょ?」と言うと、
「良いんだよ。通ったらあげていいって言われてるもの。」とのこと。
「えっ?ダメでしょ。だって、通る度あげてたら、太っちゃうよ。おなかこわすかも。」と言うと、
「お母さん、こんな所、そうそう人は来ないよ。誰が通るって言うの?」と言われてしまった。
確かに・・・。
田舎は 意外に車社会。普段どこへ行くにも車に乗り付けているから
ほんの集落の端から端まで行くのにも 車で行かれる方が多い。
学校裏の畑の道など 学校と家の通過点で、歩いて通る人は畑の持ち主くらいだろうか。
納得。
かしこい、子ども達。かしこい、ヤギさん。
お芋あげましょうね。おいしそうだね。