| 先週の金曜日、ある取引先の社長とお酒をご一緒する機会がありました。
会社名は差し障るといけないので控えさせてください(笑)
私はその社長は、創業者の会長の力が強すぎて、
どうも、創業者の私としてはかわいそうというか、不甲斐ないというか、そんな印象をずっと持っていました。
経営者なら解ることですが、創業者と、そうでない経営陣とでは
まったくキャラクターとか、ビジョンとか、目線が違うものです。
その社長の腹心である部下と一緒に飲んだことがあります。
その席で「どうも、あの社長は、違うんだよね。
もっと自分のキャラ押し通したらかっこいいのに。
その上業績が伸びたとき誇りに思えるから、もっとイケイケでいいのに」
と、まあ、こんな話をしたわけです。
その日以来、その腹心君から
「ぜひ、うちの社長と腹割って飲める機会を作ってください!!」と熱いラブコールが毎週。
「きっと、腹割って話せば気が合うと思うんですよ」なんてことに。
基本的に私は難しいことは考えているようで考えていません。
ただ、インスピレーションだけで生きているような、単純な人間です。
して、その社長といよいよお酒の席です。
「社長、面白くないでしょう、会長を超えません?」
「当たり前じゃないですか、僕はずっとそれを考えているんです」
「会長がね、●●を210円で売ろう、というんです」
「深いですね、その価格の付け方は、さすが・・・・」
「僕は、220円だと思うんですよ」
「だったら220円でオレは売りますよ」
「かんぱーい!」
まあ、そんな書けそうな書けなさそうな酔っぱらいの話を数時間。
すっかりお互いを男だと思い、ますますテンションは上がるのです。
「まあ、これ一気に行きましょうよ」
「いやあ、嬉しいな、かんぱーい!!」
そんな流れの中で私はトイレに立ったようです。
そのまま、トイレの個室で寝てしまった様子。
「ドンドンドン 中川社長、いますか!!」
「いるで〜」
「何しているんですか!探しましたよ、1時間半!」
遂に発見されて、また酒席に戻ろうと、座敷へ上がるために靴を脱いだ瞬間、
私は大粗相をしてしまって、その社長とお隣のグループの靴の上に「しゃーっ」と
お戻しさせて頂いてしまいました(>_<)
さあ、場は騒然!
「ここは、●●にまかせて、社長はこっち!」
「い、いや、お詫びしないと」
「いいからいいから、早く来て!」
外に連行されて、おそらく履き物の上に吐かれてしまった皆様は帰るにも帰れず、
それを社長の腹心君がお詫びして回っているんです。
また酒席に連れ戻されて靴を脱ごうとすると、社長の靴も綺麗に見事に汚染されています。
思わずおしぼりで拭いておりますと、肩を掴まれ
「社長はそんなコトしたらダメなんですよ!」
と、その社長から叱られてしまいました。
なんだか、吐くだけ吐いて、何もするな、とにかくドンとしろと叱責され、
こんなに幸せな話が他にありますでしょうか。
ただ、粗相の話としか読めないって?そうですね
そうかもしれません。
ただ、ぼくちゃん的にはハッピーなんです。
同士が出来た感じなんです。
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