はじめに =VOC対策に興味を持ったきっかけ= |
【シックハウス】【化学物質過敏症】
この2つの言葉に縁がない、という方は大勢いらっしゃると思います。
では、【アトピー】【花粉症】【アレルギー体質】
このキーワードだと、自分もしくは家族が悩んでいるという例が、身近に出てきませんか?
実は私自身、何のアレルギーもなく健康体で過してきました。
けれども結婚した夫がアトピーと喘息持ち、という体質から、どうしても生活の中でアレルギーの原因となる物質に敏感になっています。
夫の場合は症状を悪くする原因が主に食事だったことから、野菜中心、添加物を減らす食生活を心がけることで、かなりの改善がみられました。
けれどもアレルギーの原因は複合的に存在するようで、調子が悪くなって初めて○○も良くないんだ・・・とわかる事もしばしば。
今回家を購入するにあたってVOC対策を進められたときも、施工したほうが良いのはわかるけど必ず必要でもないかなぁ・・・なんて思っていました。
で・も・・・
その思いが「絶対施工しよう!」に決まったのは、今住んでいる建て売りの新築物件を見学に行った時のことです。
この家は場所や駐車スペースなど、私たち夫婦が挙げている条件にぴったりの家でした。
予算も限られていましたし、前に住んでいた借家の退去期限が迫っていたこともあって、
「一刻も早く新居を決めたい!」
でも諸々の条件があって選択肢が限られ、なかなかいい物件が見つからなかった私たちにとってはまさに神様からのプレゼントのような家でした。
しかも新築。
その年の7月に建てられたということで、11月に入居希望だった私たちにはなにもかもそろった好い物件!!
不動産屋さんと一緒に見学にいった時点で、ここに決めよう、という気になっていました。
けれども異変を感じたのは見学に行った日の夕方。
なんだか身体がだるいなぁ、と夫。
私も身体が重く、動きたくない気分・・・。
これといった不調ではないのですが病後のように身体が気だるく、動く気がしません。
その日は夕食をつくる気も起きず、外食で済ませました。
もともとシックハウス、VOCというものがある、という事は知っていたので、特に新築物件、その可能性は十分あると思っていましたがまさか見学で滞在した20分位の時間でこんなにも身体に影響があるとは、びっくり!
思い出すと学生時代に新築のアパートに3年間住んでいましたが、そのころから私の下宿に入り浸っていた夫は、アトピーの調子が悪く、お風呂上りに薬を背中に塗ってあげるのが日課でした。
そのころは学生ということもあって添加物いっぱいのラーメンが大好きだったり、日常的な夜更かしや不規則な生活が当たり前だったのでそれでアトピーも悪化していると思っていましたが、シックハウスの影響もあったのかもしれません。
私もホームセンターや電気量販店にいくと、短時間で気分が悪くなることが多く、これってシックハウス?という症状が出ていました。
アトピー持ちの夫だけでなく、何のアレルギーもない私でもシックハウスの症状がでていたんだな〜とVOCの影響の大きさに、これは対策が絶対に必要だ!とVOC対策の施工を新築購入と同時に申し込みました。
施工手順 |
VOC対策の施工日は入居日の12日前。
まず家具が入る前がベストであること。
施工後、VOCが揮発する期間があるので一週間は入居しないほうが良いということでした。
当日は特に用意するものもなく、新居で待ち合わせて鍵をお渡しし、施工には半日はかかるとの事だったのでそのまま帰ってもよかったのですが、せっかくなので少し見学させてもらいました。
施工業者さんが新居に入っておっしゃったのは、「けっこうニオイますね〜」の一言。
わたしは新築物件を見に行ったのがこの家だけだったので、標準的な新築でどの程度VOCが発生しているかまったく分からず、またその日は特にVOC濃度を測定する機器があったわけではないですが、新築特有のにおい=建材のにおいですし、強いにおいほどVOCも多く揮発しているのでしょうか・・・
やっぱり施工を決めてよかった、とまずこの一言で感じました。
工程は本当に単純で、VOCを揮発させるお水が三種類あり、それを特殊な散布機で一種類ずつ吹きかけていきます。
ただ一種類ずつ散布しては乾燥させる時間が必要なので、時間がかかります。
家具もはいっていないガラーンとした部屋の床・壁・天井。
満遍なく丁寧に噴霧していきます。
施工に使う水は人体にはなんの影響もないとのことで、わたしも噴霧器から直接吹きかけてもらったのですが、細かいミストにつつまれて気持ちいい〜♪
無味無臭、本当になんの変哲もない水、といった感じです。
これが有害な物質を揮発させるなんて・・・なんだか拍子抜けな感じもしました。
そういっている間にもどんどん噴霧は続きます。
部屋だけでなくクローゼットの中、作り付けの食器棚、洗面台まで扉をひとつひとつ開けてその中にも噴霧。
もちろん階段、廊下、屋根裏までの徹底振りです!
VOCはそのままにしておくと建材自体を傷め、寿命を短くしてしまうそう。
人体だけでなく、一生の買い物である家自体にも悪影響があるなんて!
VOC、なかなかの悪役ぶりです。
一液を噴霧し終わったところで施工業者さんともども家を一時退却。
一液噴霧後がいちばんVOCの蒸発が活発になるので、その場に居ることは避けたほうが良いとのことでした。
その後も噴霧しては自然乾燥させる、の繰り返し。私たちは引越し準備もあったので、後はお任せすることにしました。
結局すべてが終わるまで5〜6時間くらいでしょうか。
午前中にはじまって午後4時ごろに終わりました。
施工後はとにかくVOCを揮発させるために換気が重要、できるだけ空気の入れ替えをすることが効果を高めるコツ、といわれたので防犯上やむをえない場所以外の窓を開けて帰宅しました。
そのあと一週間は換気してください、とのことだったので、一日おきくらいに様子見にいっていましたが、扇風機を使って風を通した部屋と何もしなかった部屋では空気の質が違う!と夫が驚いていました。
どちらも新築のにおいはするが、換気がうまくいっている部屋は毒気がない感じがする、とのこと。
夫は施工直後、一番VOCの揮発が活発な時期に部屋に入って、すごく具合が悪くなっていたので変化がよく分かったようです。
施工を終えて |
現在入居して半年が経過していますが、倦怠感もなく、夫婦とも元気に過ごしています。
寒い時期の入居だったので、入居すぐに暖房機をつけることになり、残っているVOCを揮発させることになるのでは・・・?と心配していましたが、特にそれで調子をくずすこともありませんでした。
逆に短時間での引越しや入居してからの片付けがつづきかなり疲労はあったはずなのに、毎年必ず風をひいて熱をだしたりインフルエンザにかかっていたりした夫が、今年はまったくの健康体で冬を乗り切りました。
これは一概にVOC対策の恩恵とは言い難いですが、無意識に防御しようとがんばっている免疫機能が、今年はVOCという敵が減ったため、ウイルス対策に精が出たのかな〜なんて素人ながら考えています。
毎日多くの時間を過ごし、何億回と呼吸を繰り返す家。
その空気に何の心配もなくなって、気兼ねなく日常を過ごせる安心感が手に入るVOC対策。
何十万かの投資で、家での時間が楽しいものになるのなら高くない買い物だなぁと感じています。
お客様コンサルティングチーム じゃがんこと宮部