定期宅配「旬のお野菜セット」農薬・化学肥料不使用のお野菜
一年を通じて畑の息づかいを感じられる(株)坂ノ途中さんの四季折々のお野菜セット
ごはんのきほんは野菜から。
「メインになりにくいから」なんて適当なものを選んでほしくない。
毎日いただくものだからこそ、大地とつながれるような、
旬に色づいたお野菜を食べて、家族みんなが元気であってほしい。
そんな思いから、プレマは同じ京都にある「坂ノ途中」さんにご協力いただいて
お野菜セットの定期宅配サービスをはじめました。
元気まっさかりのお野菜を、京都からおうちの玄関まで、畑のかおりを連れてお届けします。
一年を通して移り変わるさまざまな「おいしさ」に、ぜひ満たされてください。
おいしいお野菜、いただいてますか?
「食べるだけでうれしくなってしまう」お野菜のパワー
どんなに忙しくても食べなければ生きていけない「ごはん」。 ついおろそかにしがちですが、私たちの身体を隅々までみずみずしく保ち、明日へ向かう力を作ってくれているかけがえのないもの。お野菜は特に、そんな「ごはん」の力を何より実感できる存在です。
旬のお野菜を口にふくむと、体だけでなく心の奥底まで満たされるような、とても落ち着いた気持ちになります。
大地のめぐみを受けて、しっかり育てられたお野菜だけが持つ力強いパワー。
旬のお野菜があれば、濃い味付けも多くの品数もないのに、不思議と満足感のある食事ができてしまうものです。
土のある場所に行くことすら難しい、そんなせわしない日々を送る中で、まっさかりの旬にとれたお野菜は、私たちの身体と心にゆったりとした自然のリズムを思い出させてくれます。 お野菜は私たちと大地をつなげてくれる、そして私たちの心や体、そして命を明日につなげてくれる、自然の贈り物です。
100年先も続く世界のために
「野菜提案企業」ってなに?
「野菜提案企業」というユニークな肩書きを掲げ、京都から全国にお野菜を送り出している「坂ノ途中」さん。 関西近郊を中心とした西日本のお野菜を集めてオリジナルの宅配セットを配送しているほか、 飲食店への卸や自社農場の経営、発展途上国での有機農業の普及事業にも取り組んでいます。

坂ノ途中で扱っているお野菜は、「栽培期間中、化学合成農薬不使用、化学肥料不使用」のもの。提携しているのは、新たに農業をはじめた若手の農家さんばかりです。
そんな農家さんと坂ノ途中とのつながりは「作る」「売る」「買う」だけではなく、
「どんなお野菜を、いつ、どのくらいつくろうか?」と一緒に相談するところから始まるといいます。
情熱をもって技術を学び、日々創意工夫の努力を怠らない若手の農家さんたち。彼ら/彼女らのつくるお野菜は、料理のプロも認める抜群の味です。 しかし、農薬や化学肥料を使わないために、虫や病気の害を受けやすく、収穫の量が小量不安定になりがち。そのため、なかなか販路を確立できません。
坂ノ途中さんは、そんな「少量不安定、だけどおいしい」野菜をたくさんの方にお届けするため、さまざまな工夫をしています。
新規就農の農家さんたちと、お客さまにお届けするお野菜全体のバランスも考えつつ、時期をずらして作付けしたり、生産量を調整したりといった栽培の計画を立てています。
そうすることで、一軒一軒では少量不安定でも、全体としてはお野菜を安定して出荷することができ、農家さんたちも貴重な農地や時間、そしてお野菜を無駄にすることなく収入を得ていくことができるのです。
「坂ノ途中」という風変わりな社名は「長く急な坂をのぼっていくような挑戦をしている農家さんたちのパートナーでありたい」という思いから名付けられたそう。
彼らが目指しているのは「100年先」まで続く農業です。
農家さんたちが「続けられる」農業である事はもちろんですが、それは地球にとっても同じ。 農薬や化学肥料を際限なく使い、環境に負荷をかけて「未来から前借りする」農業を続けていては、いつか、私たちは土から育ったお野菜を食べられなくなる日が来るかもしれません。
大事なのはどこを向いても「持続可能」であること。
坂ノ途中さんは人と、お野菜と、大地の「100年先」の未来を見据えて、日々お野菜を届けています。
「農」をめぐる状況
現在の農業についてご存知ですか。
慣行栽培とは
ご存知のように、現在日本で行われている農業のほとんどは慣行栽培です。
慣行栽培は農薬や化学肥料、化学合成土壌改良剤などを必要に応じて利用しています。使用してもよい薬品の種類は法律で定められていますが、逆にいうとその制限の回数を上限として農薬を使用できるという事です。使用回数の制限は作物の種類や都道府県によって基準が異なり、使用回数もそれぞれ違います。日本は単位面積あたりの農薬使用量で世界トップ。

慣行栽培では当たり前のこととして農薬を使います。均一で安価な農産物を大量に作るため、安定した収入のためにも欠かせないと慣行栽培農家さんたちは考えています。
もちろん慣行栽培にもメリットはたくさんあります。私たちがいつでも安くどんな種類の野菜を手にすることができるのは、慣行栽培やハウス栽培が進歩してきたおかげです。
しかし、果たしてこれは持続可能な農業といえるのでしょうか。
一方、有機栽培や特別栽培で作られる農産物は手間暇がかかります。そのため、大量に均一に安定して生産することは慣行栽培よりもはるかに難しく、草取りや虫取りを始め、多くの手間暇がかかり、その分のコストも値段に反映されるため決して安価とはいえません。また、農薬を使わずに質の良い作物を作るためには絶えず勉強することも必要となってきます。就業者が減少の一途をたどる農業の中でも更に険しい道のりです。。
現在の日本の農業
27年の農業総産出額は8.8兆円。12兆円近くあった昭和末期からおよそ3兆ほど減り、農家さんの数もこの5年で15%近く減少しました。
現在日本の農家さんの平均年齢は66.8歳、そのうち65%の人が65歳以上(平成28年2月調べ)です。
どこよりも高齢化が進む産業である一方、新規に農業をはじめた人はわずか約6万人。これは年間の大学卒業者数の10分の1であり、日本における100歳以上の高齢者と同じ数です。
1950年は働くひとの半分を占めていた第一次産業従事者は、現在では20人に一人以下。 農家を継ぐ人はどんどん少なくなり、現在専業で農業をしている人は高齢の方ばかりという現実があります。
新たな「農」とそれを支援する仕組みづくり
今、就農を目指して新しく有機栽培農家への門をたたく若い人が少しずつ増えています。
それ自体はとても喜ばしい事ですが、はじめて農家になる彼らにとって、「生計を立てる」というのは簡単なことではありません。
少量・不安定になりがちな新規就農者の野菜は既存の流通の仕組みに乗りにくく、売り先の確保がしづらいのです。
自分たちで創意工夫をしながら必死で野菜を育てている中、営業や販促まで行うのはとても難しいこと。
考えが違う周囲の農家さんとあつれきが生まれてしまう事もあるかもしれません。
「いい野菜を作って売って生活したい」と思っても、大きな壁がいくつも立ちはだかっているのが現状です。
そんな農家さんにとって、定期宅配という形はとても助かります。
販売の予測がつけられるので栽培計画を立てやすくなるし、収穫量もお届けに合わせて調整できるからです。
これで、「売れないかもしれない」とお野菜の栽培をやめてしまう事もせずに済みます。
農家さんにとって良い事は、私たちにとっても良い事です。
持続可能な農業を志す農家さんが増えていけば、私たちが食べたい野菜を選ぶ選択肢も広がるし、価格も収穫量もどんどん安定します。
なにより自然を破壊しない、土の力を活かして野菜をつくる農家さんと活かされた農地が増えることは、そのまま自然環境の保護にもつながります。

「日本の有機・特別栽培農業の割合は他国に比べるととても低い」といわれてはいますが、そもそも高温多湿で天災も多いこの島国で有機農業を続けていくこと自体、本当に大変なことなのです。
それを実現してくれている農家さんたちを応援し、買い支えたい。そういう気持ちを持って坂ノ途中さんのお野菜を買い続けるお客様もどんどん増え続けています。
100年後の未来に、私たちが生きている可能性はほとんどないでしょう。
でも、私たちの子どもや孫は、100年先の未来を暮らしているかもしれません。
その未来の環境を少しでも良い形で残してあげることは、今生きている私たちの義務であると同時に、未来へ託せるただひとつの贈りものといえるのではないでしょうか。
- ■化学肥料の環境への影響
- 化学肥料は、製造時や輸送時のCO2排出や、河川の富栄養化(赤潮等の原因)、また硝酸態窒素による地下水の汚染等、圃場以外の環境にも大きなダメージを与えます。
また、化学肥料の原料となるリン鉱石やカリ鉱石は、日本ではほとんど取れず、海外からの輸入に頼っています。これらの鉱石は石油よりも先に枯渇するとの指摘もあります。
- ■化学肥料で植物が弱くなるのはなぜ?
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化学肥料の主な成分はチッ素です。チッ素が多い畑では、植物のアミノ酸やアミノ酸アミドの量が増加しやすく、それらを好む菌や虫を招きやすくなります。また、炭水化物がアンモニアとの反応に取られるため、植物の細胞壁が薄くなり、外部からの刺激に弱くなります。これが、チッ素過多な野菜が腐りやすい原因だともいわれます。農薬・化学肥料は“今”の収穫を上げるために使われます。でもそれは、未来の収穫を“前借り”しているだけなのかもしれません。
化学肥料に頼って育った野菜は、基本的に弱く、他の生物との競争に勝つことができません。
そのため、必然的に農薬を使用し、他の生物を排除することになります。
しかし農薬は、野菜に栄養分を供給してくれる土中の微生物まで排除してしまうため、その土は固く、痩せていきます。だからまた化学肥料を投入する……
そんな悪循環のなかでやせ続けた土は、いつかまったく命を育めない土になってしまうかもしれない。未来にあったはずの収穫が、失われてしまうのです。
- ■「有機野菜」と書いていないけれど、有機なの?
- お届けするお野菜は、「栽培期間中、化学合成農薬不使用、化学肥料不使用」のものばかりです(ごくまれに、有機JAS法で認められた生物農薬を使用する場合があります)。
ただし、農薬や化学肥料を一切使っていなくても「有機JAS認証」を取得していなければ「有機野菜」を名乗ってはいけないという国のルールがあるため、厳密な意味での「有機野菜」ではありません。
有機JAS法はとても厳しい法律で、取得のための手続きも難しく、手間や費用もかなりの負担になります。そのため、新規就農の方や規模の小さい農家さんで認証取得までたどり着ける人は多くなく、どんなに良い野菜を作っても、認証がなければ「有機野菜」を名乗ることはできないのです。 有機JAS認証は一つの目安にはなりますが、無理して認証を取る事がすべてではないと私たちは考えています。
こんなお野菜が入っています!(2017年12月更新)
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ミズナ(鍋用) 穂谷自然農園 大阪府枚方市 200g程度 |
昔ながらのしっかりした株張りのミズナです。生食ではなく、鍋やおひたしなどにお使いください。 |
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白ネギ 穂谷自然農園 大阪府枚方市 1-2本 |
甘みがしっかりある白ネギです。お鍋や炊き物でどうぞ! |
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カリフラワー (パープル) しらす自然農園 京都府与謝野町 1株 |
めずらしい紫色のカリフラワーです。紫色はアントシアニンによるもの。ピクルスにすると、鮮やかなピンク色になります。 |
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聖護院カブ 大渡禅龍 京都府京都市 1kg程度 |
京の伝統野菜、聖護院カブを若どりしたものです。おでんや煮物などにどうぞ。 |
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金時ニンジン 梅本修 京都府京丹後市 300g程度 |
紅色が鮮やかな京ニンジンです。身が柔らかく、煮物に最適です。野菜ジュースにしてもおいしいです。 |
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ハタケシメジ 瑞穂農林 京都府京丹波町 200g |
丹波しめじとも言われます。香り高く、抜群の歯ごたえで大人気。油との相性が良く炒めものが◎煮込んでも歯ごたえが残ります。 |
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赤軸ホウレンソウ みどりの工房 奈良県宇陀市 130g |
アクが少なく、生でも食べられる軸の赤いホウレンソウです。あっさりしているのでサラダにどうぞ。 |
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キャベツ いがベジタブルファーム 三重県伊賀市 1/2カット |
立派に育った冬キャベツ。寒さで甘みがしっかり乗っています。スープで煮込むと甘みがふんわりと広がりますよ◎ |
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備中レンコン タナカレンコン 大分県杵築市 150g程度 |
深い泥の中でじっくり育った、細めの品種のレンコンです。甘さとシャキシャキ感が抜群!厚めに切って焼くだけでもおいしいです。 |
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ハクサイ菜 みどりの工房 奈良県宇陀市 200g |
結球しないハクサイの一種で、「べかな」、「シロナ」ともよばれます。白菜と同じように使っていただけます。優しい甘さです。 |
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サトイモ (かわひこ) 亀澤政親 鹿児島県屋久島町 400g程度 |
屋久島在来種のサトイモです。別名モチイモともよばれ非常に粘り気あります。中身はとてもほくほくしていて濃厚な味わいです。 |
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紅くるりダイコン 神川健太 兵庫県丹波市 1本 |
皮は赤く、中は白いダイコンです。肉質が柔らかく、甘みがあります。皮ごと漬物にすると全体がきれいなピンク色になります。 |
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ジャガイモ (西豊) かごしま有機生産組合 鹿児島県鹿屋市 400g程度 |
やや粘質の肉質で、煮崩れしにくい品種です。煮こみ料理や肉じゃがなどに向いています! |
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キクナ 前川勝人 奈良県宇陀市 100g |
食感が柔らかい、香り豊かなキクナです。定番はお鍋!お浸しや煮物の他、サラダにも使えます。 |
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まさかりカボチャ やまのあいだファーム 京都府南丹市 400g程度 |
自社農場からお届け!生産が非常に少なく「幻のカボチャ」とも呼ばれています。ホクホクで甘みが強いです◎ |
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ラディッシュ 神川健太 兵庫県丹波市 150g |
色のきれいなラディッシュです。サラダのいろどりやピクルス、浅漬けにどうぞ。葉っぱも柔らかいです。 |
私たちがお野菜を作っています
坂ノ途中さんと一緒に野菜を作ってくださるパートナーさんたちをご紹介します。

“ムロさん”こと室田さんの確かな技術と、まさみさんの繊細なセンスが組み合わさって生みだされるお野菜は、味も見た目も抜群。お野菜そのものの持っている雰囲気がなんとなくかわいらしいと評判です。

おいしいお野菜の生産はもちろん、地域の有機農業化の推進や、お野菜を使った加工品づくりにも取り組む、アイディアとチャレンジ精神がいっぱいの農園。

家族ぐるみで無農薬・無化学肥料栽培を実践しつつ、農業体験希望者も受け入れ、食べる人との関わり方も模索中。見た目や味が珍しいお野菜にも次々挑戦しています。

「自然の恵みを活かす農業を実践することで、荒れゆく里山を守りたい」という思いから就農。畑を包む澄んだ空気は、自然との関係のありかたを教えてくれるようです。

2011年3月の原発事故までは、北関東で農業法人に勤務。「安心して食べられるお野菜をつくりたい」と移転を決意。夫婦で力を合わせて日々いろいろなお野菜に挑戦しています。

2025年までに有機農業普及率を25%以上にする、「ニコニコ運動」を展開中!エンジニアとして働いた経験を活かして理論に裏打ちされた方法を実践し、品質・生産量の向上・安定のための取り組みを続けています。

大阪でのサラリーマン生活から転身、大原で新規就農。就農後にご結婚された奥さまと、愛息2人と一緒に日々チャレンジ中。

奈良県・陽光ファームでの研修を経て、丹波の地で2012年から独立。新しい環境と真正面から向き合いつつ、地域の方々とも交わりながら、自分の農業のスタイルを模索中です。

里山に囲まれた生きものいっぱいの田んぼで古代米を栽培。より自然に近い農業を追求した結果、有機肥料すら一切加えず、土が本来持つ力だけで育てるスタイルに。

親子で農場を営んでいます。「野菜は僕の足音を聞いていますので手は抜きません!」という丁寧な姿勢で育まれたお野菜はどれも瑞々しくジューシー。自家採種にも積極的に取り組んでいます。

娘さんの誕生をきっかけに、食への関心が高まり無施肥でじっくりと栽培された野菜に感動。なかなか買うチャンスがないことから、自分が作る側になろう!と就農を決意。老若男女を問わず、誰でもおいしく食べられる野菜作りに励んでいます!

地質を調べるお仕事をしていた上武さん。仕事柄、土が痩せているのを目にする機会が多かったことが、農薬や化学肥料に頼らず環境への負担の小さい農業をしてみよう!と思ったきっかけ。援農ボランティアの受け入れなどをしながら、穂谷地区を「有機の里」にすべく奮闘しています。

田舎やスローライフに憧れ、出身地である和歌山にUターンした大住さん。1年ほどの農業研修を経て独立し、無農薬かつ無肥料で、少量多品目で様々なお野菜を栽培しています。

少量多品目のお野菜を無農薬で栽培しています。種は自家採種を中心に固定種や在来種のみ。夫婦で元気に”肥より声をかける”をモットーにお野菜達と日々がんばってます。

レゲエ大好き・アパレル業界で勤めた経験をもつ辻本さん。体調を崩しがちだった前職時代、食事や生活環境の大切さを痛感し、農業の道へ。生き物いっぱいの畑で多品種のお野菜を作っています!

子供の頃の夢である農家になりたいという事で、一代奮起脱サラいたしました。現在は無施肥無農薬のハッサクを中心に超低農薬の桃やお米を栽培しています。2016年からは和歌山名物の梅にも新たに挑戦中。

“大崎上島”は車を使うと1時間半程で一周できる小さな島。農薬を使わずにみかんをつくる中原さんは、そんな島の有名人!ただの山だった土地を少しずつ開拓し作り上げた農園で、たくさんの種類の柑橘類を栽培しています。 柑橘類以外にも有機オリーブや海産物の養殖にも挑戦中です。

農場長の早坂さんは元フランス料理のシェフ。食材を探して畑を巡るうち、おいしいもの・使いやすいものを自分の手で作りたくなり就農。シェフでの経験を活かし、お野菜のパッキングにもこだわって、きれいにお届けするよう心がけています。 農場では研修プログラムも開講しています!

世界を旅する写真家として活躍ののち就農された安部さん。自然に近い土作りを研究し、炭素循環農法という農法を実践中です。食べて美味しい健康的なお野菜を作りたいと日々奮闘しています。 坂ノ途中代表の小野のバックパッカー時代、中国の山奥で出会った時からのお付き合いです。

自然農法のセンター職員から転身、53歳で有機農家になった松實さん。美味しい野菜作りのために漢方薬草の搾りかすを発酵させた堆肥を使用しています 松實さんの畑からは、とっても立派なキャベツを毎年お届けしています!

笠がトレードマークの小山さん。農業を志し研修していた時、化学物質アレルギーを持つ人々に出会ったことをきっかけに、誰でも食べられる安心のお野菜が作りたいと有機農家になることを決意しました。 2015年に就農、さらなる美味しい野菜作りを日々研究中です!

自動車メーカーのサラリーマンとして働きながら、趣味で家庭菜園をしていた柴田さん。“農業”、“食の安全性”への関心が高まり、2013年、専業農家に転身。農業はすべて自己流・独学で始めたものの、現在は120種類の野菜を栽培できるまでに。

坂ノ途中さんが2013年に開いた自社農園。農薬や化学肥料を使わず、耕すこともしないという、とても自然に近いスタイルの農場です。
生き物いっぱいの畑で時間をかけて育つお野菜は、力強い味わいが持ち味。提携農家さんのお野菜と一緒に、「やまのあいだファーム」で育ったお野菜もご案内していきます。
「おうちに宅配」だからできること
「お野菜セット」でしか味わえない、おいしさやうれしさ
普段思い思いに買い物をしていると、定期宅配という形は「好きなものが買えない」「変更ができず不便」というイメージがあるかもしれません。 確かに「今、すぐに欲しい」というニーズには答えられないかもしれませんが、一方、宅配という形でしか味わえない味や体験がたくさんあります。
1年間の畑の移り変わりを感じられる

「野菜提案企業」坂ノ途中さんのお野菜セットはただのお野菜セットではありません。
坂ノ途中さんが計画し考えた、その時々の最もおいしい「旬の野菜」や「珍しい野菜」を
セットにして、バランスよく詰め合わせておうちまでお届けします。
忙しすぎて買い物をする余裕がない方はもちろん、
「自然の中で味わった旬のお野菜・果物を味わいたい」
「自分で買う時はついつい同じような野菜だけになってしまうので、おすすめを頼んでみたい」
という方にもおすすめです。
一般市場に出せないような野菜が味わえる

坂ノ途中の定期宅配のセットには毎回うれしい「おまけ」が付きます。
「おまけ」についてくるのはお茶の新芽やさつまいものつる、柑橘など、スーパーなどではなかなか並ばないもの、季節を感じられるようなものばかり。
自然との偶然の出会いをぜひ楽しんでください。
苦手だと思っているものも、一度食べてみてほしい

「私、この野菜が苦手で…」
「子どもが偏食家だから、頼んでも使わない野菜が多いかも」
そういう方にこそ、お野菜セットを食べてみてほしいと思っています。
さいわい野菜は他の食品に比べるとアレルギーになる物質はそこまで多くはありません。
野菜自身にうまみやエネルギーがしっかりあるから 、シンプルな味付けで大丈夫。
「セロリが食べられなかったけれど、坂ノ途中の宅配で初めておいしいと思った!」という声をいただくことも多いです。
今までの先入観や好き嫌いを一度とっぱらって、一度、おすすめの食べ方で召し上がってみてください。
※アレルギー等の理由で食べられない野菜のある方はお申し付けください。
たくさんの「美味しい」に出会える豊かさ

同じ「コマツナ」でも、農家さんによって、同じ農家さんでも収穫した時期によって味は全然違います。
「美味しい」「美味しくない」とはここからここまで、と線引きできる基準のようなものではなく、もっと豊かでいろどりのあるもの。
食の質とおいしさを大事にされている「びんちょうたんコム」のお客様に、このお野菜の宅配セットを通じて
よりたくさんの、いろんなみずみずしい「おいしさ」に出会ってほしい。
そんな思いで私たちは坂ノ途中さんのお野菜セットをおすすめしています。
野菜の美味しさそのものを味わう生活を、坂ノ途中の定期宅配ではじめてください。
まずは試してみてください♪
まずはお試しで♪1回限りの宅配セット
「味はどうなんだろう」「量が想像できないから使い切れるか不安…」「一度試してみたい」
そんな方におすすめなのが1回きりの宅配セット。
基本的な内容は毎週お届けの定期便と変わらず、欲しいと思ったタイミングで購入していただけます。
大きなかぶやこんもり太ったおねぎ、冬ならではの金時人参など旬のいろどりがたっぷり入ったお野菜セットはSサイズでもこのボリュームです。
※その年や季節・収穫量によってお野菜の内容や量は変わります。
- お野菜セットの内容(例)
旬のお野菜セット(S)
- ■Sセット
・旬のお野菜が7~9種類
・2~3人向け のセットです - ○サラダミズナ 150g(島根県安来市)
○キクナ 100g (京都府南丹市)
○ミニトマト(赤) 150g (京都府京都市)
または●ブロッコリー 1株 (兵庫県南あわじ市)
○聖護院だいこん (京都府京丹後市)
○紅にんじん(京くれない) 300g程度 (鳥取県八頭町)
○さつまいも 400g程度 (大阪府岸和田市)
○きくいも 150g (徳島県阿波市)
○原木生シイタケ 100g (京都府南山城村)
旬のお野菜セット(M)
- ■Mセット
・旬のお野菜が11~14種類
・3~5人向け のセットです - ○サラダミズナ 150g (島根県浜田市)
○ハクサイ ハーフカット (滋賀県高島市)
○菜の花の間引き菜 100g程度 (京都府亀岡市)
または●のらぼう菜の間引き菜 100g (京都府亀岡市)
○ルッコラ 50g (島根県浜田市)
○ピーマン 150g程度 (島根県浜田市)
○葉つき玉ねぎ(シャルム) 200g程度 (兵庫県洲本市)
○かぶ 300g程度 (徳島県阿波市)
○ミディだいこん (鹿児島県鹿屋市)
または●だいこん (京都府京丹後市)
○紅にんじん(京くれない) 300g程度 (鳥取県八頭町)
または●金時にんじん 300g程度 (奈良県奈良市)
○さといも 300g程度 (大阪府枚方市)
または●えびいも(小さめ) 300g (京都府綾部市)
○ごぼう 200g (熊本県高森町)
○特大エリンギ 2本 (鳥取県八頭町)
旬のお野菜セット(L)
- ■Lセット
・旬のお野菜が12~18種類
・4~6人向け のセットです - ○ミブナ 120g (京都府亀岡市)
○キクナ 100g (奈良県宇陀市)
○ビーツの若葉 100g (京都府亀岡市)
○セロリ 200g程度 (大分県宇佐市)
○キャベツ (1/2カット) (大分県宇佐市)
○ミニトマト 100g (徳島県阿波市)
○かぼちゃ 400g程度 (鹿児島県日置市)
○白ネギ 1-2本 (鹿児島県伊佐市)
○葉つき玉ねぎ(シャルム) 200g程度 (兵庫県洲本市)
○かぶ 300g程度 (鹿児島県伊佐市)
○雑煮だいこん 2本 (奈良県宇陀市)
○金時にんじん 250g程度 (奈良県宇陀市)
○えびいも 300g (滋賀県高島市)
○じゃがいも(出島) 400g程度 (長崎県南島原市)
○ハタケシメジ株ごと (京都府京丹波町)
- ■Sセット
「おまけ」付きの定期便がおすすめです
お野菜を通して四季の移り変わりやその年の自然の様子を感じられる定期便。
私たちにとって嬉しいだけではなく、日々の暮らしに継続して取り入れてもらうことで、
農家さんの安定した収穫にも確実につながっていきます。
さらに定期購入の方には毎回嬉しい「おまけ」がついてくる!
ここでは季節や年によって変わる「おまけ」の一部をご紹介します。

- ゆず
- スカイファーム
大分県宇佐市
1こ

- よもぎ
- やまのあいだファーム
京都府南丹市
10g

- お茶の新芽
- 林嘉人
京都府和束町
30g程度

- ヤングコーン
- しらす自然農園
京都府与謝野町
1本

- えごま葉
- 谷農園
三重県伊賀市
10枚

- 食用ホオズキ
- 米田博昭
大阪府大阪市
ちょっと

- 栗
- 鈴木草平
大分県杵築市
100g

- 温州みかん
- 中原観光農園
広島県大崎上島町
1コ
お客様のお声
人参は葉っぱまで香りがしっかりあって美味しかったです!!

神奈川県 M様
今週の野菜もとっても美味しかったです!水菜、キュウリ、ミニトマト&人参とすぐにサラダが出来る材料が揃っていて、サラダにして美味しくいただきました。 人参は葉っぱまで香りがしっかりあって美味しかったです!どうもありがとう!
子どもが喜ぶお野菜がいっぱいで助かります。

神奈川県 M様
前回とどいたカブはお出汁であっさり炊いて、9ヶ月の子どもも喜んでたくさん食べていました。
今週のお野菜もカリフラワーやほうれん草、さつまいもなど子どもが喜ぶお野菜がいっぱいで助かります。
モロッコインゲンのおいしさは感動ものでした。

奈良県 K様
いつもモロッコインゲンは他の野菜が高すぎて手が出ないときに仕方が無く購入するくらいでした。
でも、本物のモロッコインゲンはおいしいのだと気づかされました。
はじめは茹でてイタリアン風に味付けをしようと思ったのですが、茹でたてを味見してびっくり、甘い!!結局、茹でただけで何も足さずに非常においしく頂きました。ありがとうございました。
ナスが口の中でとろけて何とも言えないおいしさでした!

東京都 K様
先日発送して頂いたナスは口の中でとろけて何とも言えないおいしさでした!
いつもおいしいお野菜ありがとうございます。
おかげさまで息子は野菜大好きで病気もせず元気です。

東京都S様
いつも美味しいお野菜をありがとうございます。
おかげさまで、3歳の息子は野菜大好きで病気もせず元気です。毎回荷物が届くたびに、箱をあけて、八百屋さんごっこなどをして、その後冷蔵庫にしまうお手伝いもしてくれます。
今回の野菜もとても美味しく、ほとんどをすでに消費してしまいました。葉物野菜が必ず何品か入っていることもありがたく、毎回助かっています。
葉っぱ付きのダイコン、大歓迎です!

東京都A様
先週頂いたダイコンについていた葉っぱは独特の味と香りがあり、おいしく頂きました。 調理しやすい葉っぱは一時期なのでしょうかね。葉っぱ付きのダイコン大根歓迎です。
生でパリッと食べたキャベツが甘くて美味しいのにビックリ!

東京都A様
とうとうキャベツの収穫の時期になったのですね。
お野菜情報の通りに生でパリッと食してみましたところ甘くて美味しいのにビックリ!千切りにしてドレッシングなどかけないでお塩を少しかけて食べるよう家族のものにすすめました。
残りも火を通さないで頂きます。
おまけのクリが好評でした。
ゴボウもやわらかくて香りもよく美味しかったです。

東京都A様
オマケで頂いたクリはとても大ぶりで味もよく美味しくいただきました。
夫が、昔美味しく食べたことを思い出したようで、もっとたくさん茹でて食べたいと喜んでおりました。
ゴボウがやわらかく、香りもよく一段と美味しかったです。次の機会を楽しみにしております。
放射能測定について
- 測定状況
坂ノ途中では、2012年7月より、放射能検査を実施しています。農家さんの分布する地域ごとに、畑の土壌を検査していく形式です。検査は、農家さんと新しくお取引を始める際、また、既存の農家さんで土壌に変化が起きたと思われる際に、農家さんと相談し適宜実施しています。
「土壌に変化が起きたと思われるタイミング」とは、畑を含む地域で放射性物質が含まれていることが疑われる廃棄物(いわゆる「被災がれき」など)の焼却が行われたり、出どころがわからない外部資材(鶏糞・ 牛糞などの有機肥料)を畑に投入したりといった、放射性物質の含有量に影響が及ぶことが考えられるできごとを指します。
- 測定機器
使用測定機械は、スウェーデン・Gammadata Instrument社製「GDM-20」です。本機械は同シリーズの中でも最も高い精度を誇り、大学などの専門研究機関にも導入されています。
測ることのできるおよその最低値・検出限界も低く(理想的な環境下で90分測定した際、2Bq/kg)、原発事故の影響をしっかりと見極めることのできる機器です。
- 測定下限値、取扱い基準
坂ノ途中が使用している測定機器で土壌を測定した際のおおよその検出限界は10Bq/kgです。この値以下のものを「不検出」とし、不検出の土壌で栽培された野菜をお届けします。