生姜と里芋を配合・便利な温感シート 吉田養真堂 ホットパッチ&サトイモパッチ
奈良の老舗湿布メーカーが製薬会社のノウハウを凝縮して作った便利な温感シート
しょうがやさといもをすりおろしたり、
生姜成分をお湯で抽出した液体にタオルを浸して搾ったり、
里芋に小麦粉で粘りをつけたりなどは、非常に手間がかかるもの。
特に1人のときはなかなかできることではありません。
そんなときに手軽にペタッと貼れる便利な温感シートができました。
おばあちゃんの知恵
みなさまの中には、子どものころ、おばあちゃんにやさしくおでこをなでてもらったり、背中に手を当ててもらったりしたことがある方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
いわゆる昔ながらの「おばあちゃんの知恵」には、たしかな有用性があります。
なかでも生姜や里芋(さといもパスター)は古くから民間で伝えられてきました。しょうがをすりおろして木綿袋などに入れ、お湯で生姜成分を抽出し、その液にタオルを浸して貼ったり、里芋の皮を厚めにむき、すりおろして生姜を少し混ぜ、さらに小麦粉を混ぜて粘りをつけてガーゼに1cmくらいの厚さで乗せて使ったり、ほかにも、こんにゃくや、豆腐パスタ、びわ葉温灸、大根干葉なども古くから伝えられ、私たち日本人の生活にも深く関わってきたものです。「家庭で出来る自然療法(あなたと健康社)」の著者である東城百合子先生も、これらのすばらしさを説いていらっしゃいます。
昭和3年創業 吉田養真堂
いくら健康に有用とはいえ、誰か準備してくれる人がいるならさておき、いざ自分の体調がすぐれないときにすったり練ったり搾ったりするのは大変ですよね。また、保存がきかないので、何度も作り直す必要がありました。
それらの問題を解決し、手軽に使える温感貼付材としてホットパッチとサトイモパッチを開発したのが、昭和3年創業の奈良の老舗湿布メーカーである吉田養真堂さん。創業以来、「皮膚を通じて皆様に快適をお届けします」の理念のもと、貼り薬の製造販売を行い、近年ではジェル剤の開発・販売もおこなう製薬会社です。
視点を変えて試してみたら
一般的な温感タイプのシートは、ほとんどが唐辛子由来の成分が使われているのですが、表面だけピリピリして我慢できなくなったりかぶれたりする人が多いということから、まったく違う視点で試してみようと吉田養真堂さんがまず取り組んだのが生姜を使うことでした。
製薬会社ならではの強みを活かし、生姜パウダーの配合をさまざまな濃度で何度もテストを繰り返し、最良の配合にたどり着いてできあがったのが「ホットパッチ」。手作りのショウガパッチとは違い、製造の際にお湯で薄めることがないので、生姜濃度は約70%(生しょうがとしての重量換算)という濃厚さ。まさに「貼る生姜」です。
そして2023年に新発売したのがサトイモパッチ。新潟県産の里芋と中国貴州産のしょうが末を配合した貼付シートで、マイルドな温感が特徴です。
ホットパッチもサトイモパッチも、香料や着色料は一切使用していません。ほのかなしょうがの香りや粘着シートの黄色は生姜本来のものです。パラベン等の防腐剤も不使用。体の気になるところにご利用いただけます。
ラインナップと特徴
生姜配合温感シート・じんわりあったか「貼る生姜」
ホットパッチ
全成分:ショウガ末、スチレン、イソプレン、スチレンブロックコポリマー、酸化亜鉛、ポリイソプレン、ポリブテン、BHT、生ゴム、流動パラフィン
特徴:
★厳選したひね生姜の乾燥粉末を使用。ホットパッチは80℃以下で製造することで、酵素や香り成分は保持しながら、ショウガオールを増加させていきます。
★脚・腰・肩等に貼って30分程度すると、じんわりとした温かさが感じられ、6~7時間持続します。
★市販の温感シートはほとんど唐辛子由来の成分が使用されており、表面だけがピリピリしたり皮膚がかぶれやすい問題がありますが、そのようなことは少ないです。
★水分を多く含むシートは水分が蒸発する際に身体を冷やしてしまいますが、ホットパッチは水分を含まないのでヒヤッとせずに貼り続けても身体を冷やしません。
里芋配合温感シート・さといもパスター
サトイモパッチ
全成分:里芋粉、ショウガ末、SISポリマー、ポリイソプレン、ポリブテン、酸化亜鉛、BHT、天然ゴム、流動パラフィン
特徴:
★新潟県産の里芋粉と、中国貴州産の生姜粉末を配合した貼り付けシートです。
★香料・着色料・防腐剤フリーで、ナチュラルなジンジャーの香りがほんのり香ります。ゆっくり、じんわり温かさを感じます。
★おなか、肩、腰、ふくらはぎや足先等にご使用いただけます。
★ホットパッチよりマイルドな温感です。
★水分を多く含むシートは水分が蒸発する際に身体を冷やしてしまいますが、ホットパッチは水分を含まないのでヒヤッとせずに貼り続けても身体を冷やしません。
【注意】
- 目の周囲、粘膜、傷口、かぶれ、湿疹等の皮膚異常のある部位には使用しないでください。
- 本品の使用により、かゆみ・痛み・発赤・発疹等皮膚に異常があらわれた場合は、使用を中止してください。
- 貼った部位をコタツや電気毛布等で温めないでください。
- 貼ったまま又は剥がした直後の入浴は強い刺激を感じることがあるため、入浴1時間前には剥がし、入浴後は30分くらいしてからご使用ください。
- 肌の弱い部位に貼付する場合は、パッチテストを行ってからご使用ください。
- 同一部位への連続した使用は、皮膚をいためることがあるのでご注意ください。
- 乳幼児には使用しないでください。
- 天然ゴムによるアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないでください。
マクロビオティックの視点から
昔からおばあちゃんの知恵として、食べ物を利用した健康法が伝承されてきました。マクロビオティックの生活法のひとつとしても位置づけられています。
台所はいのちをはぐくむところでありながら、いざというときに健康法の宝庫でもあるのです。
台所にあるもので熱を下げるには、キャベツや白菜をのせると頭が痛くならず、やさしく解熱することができます。歯や、歯茎の痛みに梅干しをあてるなども有用です。
そして、マクロビオティックの健康法として、生姜や里芋など身近にある食材は大きな力となります。
化学の進歩によるハイテクは、簡便に伝統的なチカラを今にキープすることができるようになりました。
忙しい毎日の中では、癒していたわることに多くの時間は取れません。ナンチャッテでもいいから、手軽にショートカットされたものがあると便利です。
お助けグッズ、冷やすか温めるか、ご自身で判断して使うと、けっこう重宝できます。
しんどい時は、誰かにやってもらうと助かりますが、いないときは自分でやるしかありません。
孤独のグルメ、ならぬ孤独のテアテ。
貼り心地もよいので、常備していると便利です。
企業様コンサルティングセクション
マクロビ先生こと 岸江治次
スタッフが使ってみました
これは便利!
ひざのまわりが気になっていたとき、このサトイモパッチのサンプルをもらったので試してみました。
じんわりして、やはりものすごくいいですね。お風呂上りに半分に切って貼って眠ったら、朝起きると心地よくて、さすがだなと思いました。
作る手間を考えると、結構大変です。そう考えるとなんて便利なんでしょう。絶対買おうと思います。
プロモーションセクション 山崎美穂
すごく癒される
今回、このホットパッチとサトイモパッチを発売することになったとき、健康法に詳しいスタッフが「これはすごい」「こんな便利なものができるとは」と絶賛しているのを聞いて、俄然試したくなり使ってみました。
封を開けたときは、結構生姜の香りが気になるかな?これは外で貼るのは難しいかな?と思ったのですが、実際に貼ってみると逆にいい香りで、眠っているときも香りで癒やされるほど。外で貼るのも問題なさそうです。
一般的なパッチシートは、貼るとヒヤッとして寒さを感じてしまいますが、これは貼っているとじんわりしてくるのでとても気持ちがいいです。気になっていた上腕に貼って眠ったのですが、翌朝なんだかすっきりしていて驚きました。自然の力でここまでの効果を実感できるなんてすごいですね。やはり体に優しいものがいいので、これからはこちらを常備したいなと思いました。
プロモーションセクション 上ヶ谷 友理