古代のカシスは3万年もの間、種の変化を拒んできた野生の果実
豊富なアントシアニンやビタミン・ミネラルで日々の健康を守る。そしてキラキラ輝く瞳美人に。
カシスのアントシアニンでパッチリ。
毎日の健康にも。
スポーツの後にも
きれいな赤紫色のカシス。
デザートやリキュールとしてキュートな色合いですが
可愛らしさとは裏腹に、そのパワーたるものは
まだまだ未知の領域。
一般的に言われていることよりも、
まだまだ奥が深く、さらに野生種なので
さらなるパワーを秘めています。
カシス=ブラックカラント=黒房スグリ
カシスについて学ぶ
学名 | 雪ノ下科黒房スグリ |
和名 | 黒加倫、クロフサスグリ 黒酸塊 |
英名 | ブラックカラント |
仏名 | カシス |
いろんな呼び名がありますが、どの名称でも1つはご存じでしょうか。カシスやブルーベリー、ラズベリーなどを「ベリー系」と称されれることがありますが、それぞれ別の科名だというのは、あまり知られていませんね。カシスは雪ノ下科スグリ属、ブルーベリーはツツジ科、ラズベリーやストロベリーはバラ科とそれぞれ別なのが分かります。
カシスはブルーベリーのように生で食べることはあまりしません。ジャムやリキュール、お菓子やパンの具材、肉や魚料理に添えるソースなど、加工して使われることがほとんどです。もちろん生食できないわけではなく、理由は収穫時期が短いことが一つですが、黒酸塊という漢字のとおり、甘味が少なく酸味がとても強いことと、渋味(えぐみ)もありますので、あまり一般的なフルーツという感覚ではないのかもしれません。
カシスの栽培

日本では青森県で栽培されているカシス。世界的にも最大の産地はポーランドやリトアニアなどの北欧、また、ニュージーランドやカナダでも栽培されています。
その土地の気候にもよりますが、3~4月発芽し、5月には5~10個の花が房になって咲き、7月下旬~8月の本格的な夏に果実は黒色に熟した後、収穫します。(南半球は1~2月が収穫です)
カシスの栄養価
USDA Food Composition Databases (USDA食品組成データベース)より
人気も高いブルーベリーとの違い 【ビタミン・ミネラル】
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれており、ビタミンB群もそれぞれ微量ながら多いのが分かります。そして、ミネラルもカルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛などほとんどの成分が多く含まれています。
人気も高いブルーベリーとの違い 【アントシアニン】
ブルーベリーのアントシアニンはデルフィニジン、シアニジン、マルビジン、ペオニジン、ペツニジンは5種類のアントシアニジンが含まれており、糖が結合したアントシアニンの状態では15種類の成分が含まれています。
一方カシスはデルフィニジン、シアニジンの2種類のアントシアニジンで等が結合したアントシアニンでも4種類の成分しかありません。
ゆえにアントシアニンの総量は同じくらいでも、ブルーベリーは「アントシアニンの種類は多いが量は少ない」、カシスは「種類は少ないがそれぞれのアントシアニンの量は多い」ことになります。それぞれのアントシアニンの有効成分に違いがあり、それぞれの有用性も少しずつ変わってきます。
古代のカシス
古代のカシスは過酷な野生環境で育つ

古代のカシスの発祥はバイカル湖周辺から中国の長白山脈とみられ秘境に、ほぼ野生のまま群生しています。ここはかつての活火山で、火山爆発の繰り返しで灰が積もり、火山特有の微粒元素や分析できないような成分も含まれた土壌です。
さらに冬場は-35℃、夏場は30℃を超え、約60℃以上の寒暖差など過酷な自然環境で約1300種類以上の自生の植物が育ちます。さらに夏場は強い紫外線が多く降り注ぎますので、大地に根を張り身動きできない植物は強力な紫外線から身を守るために、ポリフェノールを作り出します。
過酷な自然環境ほど強力なポリフェノールが産生され、人はそれを食べることで負けない身体を作ろうとします。健康食品としても有名な朝鮮人参の産地でもあることからも土壌の質の良さが分かりますね。
もちろんこの地域は国の管理場所ですので、自生とはいえ採取する際は許可をもらいます。
古代のカシスができるまで

7月25日~8月20日の間に人の手で摘み取られます。

洗浄前のカシス。

果皮・種・果肉すべてを粉砕します。(一物全体色ですね)

7倍濃縮し殺菌工程まで、徹底した管理を行っています。
古代のカシスに含まれるポリフェノール
ポリフェノールに良いことは、今やお馴染みになりました。
ポリフェノールは植物の苦味や渋味・色素など、成分の化合物の総称で5000種以上もの種類があります。お茶に多い「カテキン」、ワインに多い「タンニン」「レスベラトロール」、カシスやブルーベリーに多い「アントシアニン」、そばに多い「ルチン」、大豆に多い「イソフラボン」、ゴマに多い「リグナン」、ウコンに多い「クルクミン」…などが有名ですね。
それぞれのポリフェノールの種類によって、期待できる有用性は異なります。
健康に気遣う方はもちろん、ご高齢の方や、スポーツをされる方、パソコンやスマホの使用時間が長い方、暗い場所で本を読んでしまう方、長時間勉強している方などには積極的に摂ってほしい成分です。
栽培種との比較研究も進められています
野生である古代のカシスと、栽培されているカシスとでは栄養価は違ってきます。
国立旭川医科大学医学部において「古代のカシス」についても研究されました。より多くのポリフェノール含有を示す黒い植物色素を含有する黒加倫の野生種としての機能性植物色素因子には目を見張るものがあります。
黒い食品が持つ高い栄養素

中国に現存する最古の健康に関する書物には「黒い色の食品には生命力を高める力がある」とされており、東洋では古来、黒豆・黒胡麻・黒米・黒松の実・黒かりんなどの黒い食べ物は珍重されてきました。
プレマルシェ・ジェラテリアのジェラートには、これらの黒色植物を含んだジェラート「The黒忍者」 があり、国内外のお客様から高い評価を得ています。
また、中国の陰陽五行説では腎の調子が悪ければ黒いものを食べると良いとされて400年以上前から5種の食材を粉末にして免疫を上げるために食べる習慣があった模様です。
また、中国の陰陽五行説では腎の系の調子が悪ければ黒いものを食べると良いとされて400年以上前から5種の食材を粉末にして食べる習慣がありました。今もその流れは続いています。
我が国では、德川家康などが黒豆や黒ゴマを活動の源として珍重してきました。

古代のカシス 美味しい飲み方
古代のカシスは果実を丸ごと粉砕し7倍濃縮しています。そのままお飲みいただいても、ジュースに混ぜたりと様々な飲み方ができます。加熱しても機能性は失われませんので、調理にもお使いいただけます。

水やお湯で薄めて

ビールや焼酎、ワインアルコールなどに混ぜて

豆乳やアーモンドミルクに混ぜて(甘味はお好みでプラス)

炭酸水で割って

水+約1gの塩+少量の蜂蜜でスポーツ飲料に。

オレンジやグレープフルーツジュースに混ぜて

紅茶やハーブティに

ココアに混ぜて

アイスクリームにかけて

ヨーグルトにかけて

ケーキにかけて

スムージーにも