魅惑の「はと麦飴」、一子相伝の飴づくりの技
材料がシンプルだからこそ、作り手の技と勘で飴のうま味が決まります。文政5年から一子相伝で受け継いできた伝統の技で仕込んだはと麦飴は、濃厚な琥珀色から連想される濃厚な味わいが、すっきりと澄んだ中にも力強さを与えます。穀物ならではのとげのないまろやかな甘みは、体の隅々にまで染み渡るほっこりとした優しさです。麦芽の酵素ではと麦のでんぷん質を糖化させ、何度も漉してつくったあめ原液を、昔ながらの鉄釜で根気よくアクを除きながら濁らせないよう煮詰めると、はじめて雑味のない透明な甘みと美しい琥珀色のはと麦飴が出来上がります。そのままで、お菓子の甘みづけに、また煮物や照り焼きにも。
原材料:はとむぎ(国産)、麦芽(国産)
製造日からの開封前賞味期間 :1年
保存方法:直射日光・高温多湿を避け保存
※はと麦飴を取り分けるときは、清潔で乾いたスプーンなどを用いてください。水分や異物がはいると、カビ等の原因となります。
※開封後は蓋をしっかりと締め、冷暗所に保管のうえ、なるべくお早めにお召しあがりください。
はと麦は、古来から中国で体をスッキリさせる植物として重用されてきました。その記述は、中国の古い書物「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」や「本草綱目(ホンゾウコウモク)」にもみられます。はと麦の皮を取り除いたものを「ヨクイニン」といい、現代でも、体の内側からキレイを促してくれる健康食として活用されています。