 |
|
Q1 |
『酵素飲料』は、どのくらいもつのでしょうか? 腐ることはないのですか? |
→ |
「腐敗」ではなく「醗酵」を選択した液質です。三大特徴でも書かれてある通り、その特徴からして何年経っても腐ることはありませんので、安心してご飲用ください。むしろ、古ければ古いほど熟成が進み、ワインやウイスキーと同じように、マイルドな味わいとなって、その価値が増してくるものとお考えください。 |
Q2 |
『酵素飲料』の甘さは、白砂糖ですか? 身体に害はないのでしょうか? |
→ |
最も誤解される点が「白砂糖」の問題です。植物エキス抽出用原料として、醗酵のための基材として、「白砂糖」は製造過程において絶対不可欠なものです。「黒砂糖・ブドウ糖」など他の素材では、不都合が生じてしまい、『酵素飲料』が造られる事はありません。
「黒砂糖」の場合は、精製途中であるために、確かに栄養価は高くてそのまま食べる分には大変良いのですが、植物細胞膜に対して目詰まりを起こし、植物全体への浸透力が極端に落ちしまい、エキス抽出のため基材としては、不向きな素材なのです。また、醗酵パターンにも違いが生じ、『酵素飲料』よりもはるかに飲みづらい液が出来上がってしまいます。「ブドウ糖」の場合も、水との親和性に欠けているために、抽出基材には向きませんし、また、アルコール醗酵を起こしやすくなります。
こうした事実のために、白砂糖が不可欠な基材となっていますが、出来上がった製品の甘さの正体とは、まったく別な問題です。『酵素飲料』の甘さは全て、点滴でも使用されている身体に必要なエネルギー栄養源としての「ブドウ糖」と「果糖」です。ブドウ糖一分子と、果糖一分子が、一対一で結びついたものが白砂糖一分子ですが、その白砂糖が醗酵微生物の酵素によって切られるために、分解されて「ブドウ糖」と「果糖」に還元されるわけです。 |
Q3 |
『酵素飲料』には、副作用はないのですか? |
→ |
基本的に食べ物であるために、薬のような副作用はまったくありません。ニンジンに副作用がないのと同じです。「常識的な食べ過ぎ」への配慮さえあれば、極めて安全な製品です。腸内環境への食べ物としての働きかけがあるだけですから、消化薬と違って、消化能力を失うこともありませんし、下剤と違って、腸本来の生理を狂わせることもありません。
|
Q4 |
『酵素飲料』は、漢方薬・薬用酒とは違うのですか? |
→ |
漢方薬は、生薬の薬効成分の組み合わせによって、人体の生理機能のバランスを正常な範囲のバランスに連れ戻そうとする効果を期待するものです。つまり、通常の食べ物よりも、より強い薬理作用がある植物が原料となっています。
それだけに、薬理作用がぶつかるものとの併用は避けなけばなりませんし、体質=漢方でいうところの「証」と合わせた処方が必ず必要となります。『酵素飲料』は、ふだん口にする植物原料が主体であり、後は補助的に野草類がつかわれているだけです。薬効成分の強いものは含まれていませんので、基本的に食事療法用の液体なのです。その点が決定的に漢方薬・薬用酒とは違うところです。
|
Q5 |
『酵素飲料』を飲んで起きる好転反応とは、どんなものですか?身体に害はないのでしょうか? |
→ |
東洋医学でいうところの「瞑眩(めいげん)反応」と同じようなことが、身体に感じられることがあります。通称「好転反応」と呼んでいますが、文字通り身体が「良くなろう」とする過程で現れる現象です。考えられる好転反応としては、およそ次のようなものがあります。
■硬い便が柔らかくなり、下痢気味になる?
悪いもの・不要なものを、身体から捨て去るエネルギーが高まり効率が良くなると、腸内菌のバランスがまだ整っていない方は、便が柔らかくなったり、下痢気味になったりします。今まで鈍かった腸の動きが、イキイキと活動を始めるからです。
一方、正常な方には、便に対しての大きな変化はもたらしません。全て腸内で起きていることのバランスが整い正常な営みができるまでの、一過性のものですので、安心して飲用を続けてください。悪いもの・不要なものを、捨てきれないで内在させていることの方が、ずっと身体のためになりません。
■顔や身体に、湿疹や発疹が出る?
老廃物・化学汚染物質・不完全栄養素などは、人体で使われることがないために、オシッコや汗や呼吸などによって、身体の外に排泄されるシステムを人間は本来持っています。しかし、過剰栄養素が邪魔をしたり、汚染物質が多過ぎたり、新陳代謝が衰えたりして、排泄する機能性がトーンダウンしてしまった場合、そのシワヨセとして、皮膚近くの皮下脂肪に蓄積されていきます。
皮膚組織は、内部から外部への一方通行しか基本的に認められないために、少しでも良くなろうとする身体の反応があった場合、蓄積されたものを皮下脂肪から吐き出そうと、皮膚表面へと押し上げてきます。それらの物質が、アレルギー反応などの引き金となって、湿疹・発疹を誘発することになります。しかし、一過性の反応であって、全て出し切ってしまえば、後はきれいに元に戻ります。
■飲んだ直後に、ムカムカしたり、吐きそうになる?
ほとんどの方が、飲み慣れない『酵素飲料』を飲むことへの、精神的ストレスを感じてしまい、同時に、腸粘膜の活動や腸内微生物の動きの反応を感じ取ってしまい、その相乗作用でムカムカしたり、吐き気を誘発してしまいます。
良くない体内環境に慣れきっている状態に対して、『酵素飲料』という小石を投げ込み、良い波紋を起こそうとしているのですから、多少の我慢は必要です。
■お腹にしみるように感じ、痛みが走る?
胃腸の粘膜が何かの原因で荒れている場合は、細胞壁に直接『酵素飲料』が触れますので、大変しみてしまいますが、そのことで逆に粘膜再生のお手伝いができます。しみる痛みは一過性のものですから、心配いりません。
一過性ではなく、いつまでも痛みが続く場合には、そこに病気の原因があることになりますので、医師にご相談ください。
|