「もったいないマルシェ」(アウトレット市場)とは

プレマ株式会社は食品破棄ゼロ・偽装表示ゼロ・横流しゼロを目指します

プレマ株式会社では、賞味期限が近くなった、
もしくは賞味期限が近くなりつつある品を、
もったいないマルシェ」で特別価格で販売しています。

もったいないマルシェとは何か、
もったいないマルシェに寄せる背景をご説明します。

※本稿は、2015年1月10日に執筆したものです。

 その後、廃棄食品の横流しが明らかとなり、フランスでは食品廃棄をゼロにするという英断が行われました。

 ただ、日本には「賞味期限の壁」があり、賞味期限を1日でも過ぎた食品はどこのフードレスキュー系団体にも受け取ってもらうことができません。

 そうなる前に、生きた食べものの命を生かしていただくお客様のお力添えが必要です。

 私が自然食を志した18年前。当時の私は無職で貧乏でした。
アトピーの娘をだっこして、買い物に訪れた自然食品店で、私が買うものはすべてワゴンセールの品だったのです。

 たとえお金が足りなくても、できることがある。

 それを真に理解したのは、そんな経験があるからです。

 「食品流通の人間が見放した品にも、まだ命があります。」

食品のあるべき姿に目覚めてしまうと、命のない品をたべることは、一つの苦痛になり得ます。

 なにも、横流し業者を儲けさせる必要はありません。
私たちで食べてしまえばいいのです。

 どうぞ、もったいないマルシェの単なるアウトレットではない趣旨をご理解いただき、 最大限に生かしていただけることを願って。

2016年2月10日
プレマ株式会社 代表取締役 中川信男

“MOTTAINAI”−もったいない

プレマ株式会社 代表取締役 中川信男

“MOTTAINAI”−もったいない
らくなちゅらる通信2016年2月号より)

日本人には聞き慣れたこの言葉、とはいえ、最近は耳にすることも少なくなりました。

「断捨離」ブームの片方で、捨てることは良いことだという風潮もあり、なおさらに聞かなくなっているのかもしれません。

私の祖母は明治生まれの人でしたから、何かにつけてもったいないを繰り返す人で、ほんとうにものを大切にする人でした。

とくに食べものを粗末にすることは許せないという姿勢でしたから、自分のお茶碗のご飯粒をお茶できれいに洗って、すべて胃袋の中にいれるわけです。

米とぎの時にも1つの米粒も逃しません。

今、彼女が生きていたら、私の米とぎや子どもに対するしつけを叱責したかもしれないなぁと思います。

“MOTTAINAI”という言葉はノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんによって世界中に知られることとなり、「持続可能な循環社会」という難しい用語を使わなくても、私たち日本人にはものを大切にする心を示す、もっともしっくりくる言葉となっています。

食品廃棄ゼロを目指して

 この、「もったいない」の生まれ故郷である日本、実は一人当たりの食品廃棄率が世界一なのです。

世界一の消費大国であるアメリカと比較してもダントツです。

  人口 食品廃棄量
アメリカ 約3億1415万人 約3300万トン
(一人当たり105kg)
日本 約1億2779万人 約1940万トン
(一人当たり150s)

 日本の食糧自給率は約40%程度といわれていますが、大量の食品を輸入している一方で、年間11兆円の食糧を捨てています。

この1940万トンの食糧で、ざっと5千万人の飢えた人を救うことができるというほどの膨大な量です。

このうちの多くがスーパー、コンビニなどの流通上、「賞味期限切れ」をむかえてしまい破棄されるといわれています。

人口がおよそ1億2千7百万人である日本のゴミ焼却炉は約1800基あり、一方でおよそ8千万人のドイツには約50基しかないそうです。

どれだけ多くの食品を日本人が捨てているか、そのうちの多くが流通過程において廃棄されていると知ってから、食品を扱う弊社でも食品廃棄ゼロを目指して努力を続けてきました。

その結果、2015年度は社内廃棄ゼロを達成することができました(不良品や外装が破損した食品は除きます)。

基本的には、残念ながら賞味期限や消費期限を迎えてしまった食品に関しては約50名いる弊社関連のスタッフで持ち帰りますが、その期限を迎えるまでに、価格を下げるなどして徹底的に売り切る努力を行います。

各問屋さんとも連携を強め、自社便を毎日運行させて問屋さんにある在庫を自社で取りに回っています。

調達後、突然キャンセルとなった品については、問屋さんに自社便などですぐに戻せる体制も組んでいるので、無駄になることがありません。

価格を下げての売り切りに関しても、原価を大幅に下回って大損することが確実でも、もったいないの精神で、捨てるよりはお客様の手にお渡しして有意義に使っていただく方がよいと考えています。

コンビニなどでは価格を崩すことのほうが問題とされますから、捨てるほかないわけですが、どこのチェーンにも属していない私たちは、そこを自分でコントロールすることが可能です。

 また、価格を下げるタイミングも、小売も卸も平行して行っている弊社はかなり早くなっています。

ときおりお客様から「こんなに値下げの品が多いなんて、よほど売れていないということですか?」と聞かれることがありますが、決してそうではありません。

街の小売店ではまだ普通の値段で売れるとされるものであっても、弊社は自社商品の卸も行っている性質上、充分な期限を残しておく必要があります。

そんなこともあって、かなり前倒しで価格を下げて「捨てないでお客様に食べていただく」ことを最優先にしています。

「消費期限」と「賞味期限」

 混同しやすいこの2つの言葉の定義を確認します。

消費期限とは、保存がきかない弁当や牛乳、生菓子などの食品に表示されているものです。

未開封で正しく保存したときに、食べても安全な期間を示しています。

基本的にこの日までに食べきるのが前提です。

一方、賞味期限とは、常温や冷蔵で保存がきく味噌や醤油、菓子などに表示されており、「おいしく食べられる期間」を示しています。

農林水産省のページでも「賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。」と念押ししてあります。

要するに、賞味期限とは、この日を境に急激に劣化して食べたら危険ですよ、という表示ではありません。

また、ゆるやかに味は変化していきますから、突然この日からまずくなるわけでもないのです。

法律上も消費期限を過ぎた食品は売れば罰せられますが、賞味期限はこれとイコールではありません。

とはいえ、弊社ではお客様の心情や社会通念も考え、賞味期限も消費期限なみの基準と捉え、賞味期限を過ぎた食品を売ることはありませんし、その日を迎える前の、規定の日にディスカウントをスタートします。

一方で残念ながら、この2つが日本では混同されすぎていることで流通上、大量の食品廃棄が起きていることも否めませんが、いくらもったいないを大切にすると私が思っていても、それをお客様に押しつける気持ちはないことをご理解ください。

つまり、お客様のご自宅では、賞味期限を過ぎたからといって、ゴミ箱にポイ、とはしていただきたくないのです。

健全な五感は食べてもよいものか、悪いものかを教えてくれます。

どうぞ、もったいないセンサーの感覚を研ぎ澄ませ、不名誉な世界一をともに返上していきましょう!

そして、「もったいないマルシェ」誕生

ということで、ご説明したとおりの賞味期限が近くなった品を「もったいないマルシェ」として特別な価格で販売しています。

ぜひ、有意義にこのマルシェをご活用いただき、良質な品をお安くお手にとってください、そして食品廃棄ができるだけおきないように皆で力を合わせてまいりましょう。

プレマ株式会社はお客様とともに、安全な品の流通と、食べものを無駄にしない精神を育てていきたいのです。

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