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和真音(かずしおん)プロフィール
「シンギング・リン」開発者・演奏家
静岡県浜松市出身。静岡大学 教育学部 幼児教育学科卒業。
静岡大学大学院、上智大学カウンセリング研究所で教育学修士号を取得。在学中より、臨床心理士、カウンセラーとして活躍、1994年より夫の転勤に伴いロスアンゼルスニューヨークで生活をし、子供の闘病生活を通じて色彩療法、メイクセラピー、母乳育児学を学ぶ。
国内外での老人ホーム、幼稚園の慰問活動や9・11のボランティア実体験を通じて、『こころと体を癒す音』に興味を持ち、帰国後、2003年永住権を持つアメリカハワイにてSion
Inc.を設立。2004年、癒しの楽器『シンギング・リン』を開発。「シンギング・リン」演奏家として、CD「聖なる鈴響」「音神話」をリリース
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聖なる音を求めて
意識のチューニングのための聖具
「人間はひとりひとり魂の声を持っています。各々の人間が個性豊かに鳴り響くことができるんです。でもそのためにはチューニングが必要なんですね。オーケストラでハーモニーを奏でようとした時にまず最初にすることは第一バイリオンのAの音(440Hzのラ音)で全ての楽器をチューニングするんです。私達人間も調律し同じ周波数で響きあう時にはじめて美しいハーモニーを奏でることができます。シンギングリンはそんな意識のチューニングのための楽器だと考えています。」
そう語る真音さん。
シンギングリンはチベタンボールやクリスタルボールとよく似た楽器で、仏具のリンの素材を使ったものだ。しかしその響きは他の倍音楽器とはまったく違った深みとクリアさがある。
「ある日、友人と出かけたイベントでチベタンボールと出会ったんですね。その日の夜、夢のなかで、この音を世界に広げて行きなさいって、声が聴こえたんです。それから納得のチベタンボール探しの旅が始まっちゃったんです。」
和真音さんは、チベットやネパールから様々なチベタンボールを取り寄せて、その音色を試してみた。
「あまりにバラツキがあるんですね。自分の考えているクリアな音のものは数少ないんです。」
チベットから輸入したチベタンボールの音色が各々のボールにより均一でないことを知った彼女は、音色や周波数が均一のボールに出会いたいと強く思うようになる。答えは身近なところにあった。
「あるときデパートの仏具売り場でリンを見た時、この素材でチベタンボールがつくれないか、と思ったんです。」
彼女はそれらが北陸のある地方で作られていることを知る。翌日すぐに職人たちを訪ねた。
「何度か試作を繰り返し、材料を吟味し、チューニングをあわせたんです。」
そして均一な美しい響きが完成。その残響は4分という普通では信じられないようなものになった。
◯闘病生活で学んだこと
実は和真音さんの愛娘の名前はりんという。ロサンジェルスで生まれた愛娘のりんちゃんが、生後3ヶ月の時に左目に血管腫瘍ができた。医師には失明を宣告されたという。この8年間、親子で病と闘う日々だったという。
「病気と闘った日々は、たいへんだったけど様々な学びがあったんですね。色の刺激が目からたくさん入ることにより子供の脳を発達させることを知り、色について多くを学べたんですね。それはりんが教えてくれたんです。それがいま私がしているカラーコーディネイターの仕事につながっているんです。ひとは五感によって世界とつながっています。色と光と音で魂はすこしづつ成長していくんですね。どんな光を見るか、どんな音を聴くかで、ひとはつくられていくんです。」
りんちゃんが奇跡的に回復したとき、この喜びを何か他の人の役に立つことはできないだろうかと真音さんは考えたという。そしてできあがった新しい楽器に、「シンギング・リン」と名付けた。
「音はガイドになります。争いや混乱が続くいまだからこそ、声をあらげるのではなく、静かに沈黙に耳をかたむけて、自分の意識のチューニングをあわせてみる。そうすると、すこしは平和な世の中になるのかもしれません。誰もが、聴きあうこと、響きに耳をかたむけることができたら、少しづつ平和と調和を実現できるのかもしれません。わたしたちはいま、そんなプロセスにいるように思います。」
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