地雷ではなく花をください

売上金の一部は地雷除去および難民・障害者支援のための資金として寄付されます。

販売終了いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。


絵本作家葉祥明が、うさぎのサニーに託した平和への願い

世界中のすべての地雷を取り除き、そのかわりに
たくさんのきれいな花々を植えることができたら・・・


地雷ではなく花をください
▼買い物かご

葉祥明氏が描く、地雷撤去キャンペーン絵本「地雷ではなく花をください」
シリーズの主人公、うさぎのサニーの可愛いグッズが揃いました。

サニーちゃんと一緒に、私たちの小さな一歩から地雷除去後の美しい世界を実現しませんか。


葉祥明先生 関連商品リンク
葉祥明先生がパッケージを手がけた  手軽にサンゴミネラル補給!「ハンディ愛」と「サンゴベースはこちら >>>



地雷撤去に飛び回る、ウサギのサニーちゃん


「地雷ではなく花をください」
サニーちゃんが地雷撤去のために世界中を飛び回る
地雷ではなく花をください
地雷ではなく花をください

ウサギの「サニー」ちゃんをご存知ですか?

白い犬の“ジェイク”シリーズと並び、葉祥明の代表作となっている「地雷ではなく花をください」シリーズの主人公です。

対人地雷の撤去のために、ウサギのサニーちゃんが世界中を飛び回る、というお話です。

地雷撤去の悲惨さを私たちに伝えるこの絵本は、売り上げの利益が活動支援になっています。1996年9月発売から現在までに、シリーズ全体で売上部数55万部を超え、1997年に日本絵本賞読者賞を受賞しました。

葉祥明先生オフィシャルblogより転載)

現在、64カ国に埋設されていると言われる地雷。その大部分は対人地雷と呼ばれるものです。対人地雷とは、兵士と一般人(子ども・女性・老人等)の区別なく、また戦争が終わってからも、被害をもたらし続ける、非人道的で凶悪な兵器なのです。うさぎのサニーちゃんは、私たちに「地雷」の残酷さについてわかりやすく教えてくれます。例えば、サニーちゃんの絵本1冊で、カンボジアの10平方メートルの地雷原がきれいで安全な土地によみがえります!

「地雷ではなく花をください」シリーズの絵本は、Amazonなどでご購入可能です


地雷ではなく花をください:葉祥明先生

絵本作家・画家・詩人。1946年、熊本市生まれ。

絵本「ぼくのべんちにしろいとり」でデビュー。1990年絵本「風とひょう」でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。1991年、北鎌倉に葉祥明美術館を開館。2002年に故郷の阿蘇に葉祥明阿蘇高原絵本美術館を開館。郵政省ふみの日記念切手にメインキャラクターの“JAKE”が採用されるなど、画家としての評価も高い。

近年では「地雷ではなく花をください」(日本絵本賞読者賞受賞)などをはじめ、人間の心を含めた地球上のあらゆる問題をテーマに創作活動を続け、「イルカの星」、「おなかの赤ちゃんとお話しようよ」、「心に響く声」などの作品が好評を得ている。
近著「母親というものは」。

葉祥明先生オフィシャルホームページ http://yohshomei.com/


▼買い物かご


未来のために、私たちが今できること


「自分ができること」を考えること
(鬼丸昌也氏(テラ・ルネッサンス 理事長)と中川信男 対談より抜粋)

・・・世界には推定6000万個以上の地雷が残っていて、世界中からすべての地雷を取り除くにはあと600年以上かかるというのです。今なお地雷被害者は増え続けており、その数は毎年16,000人以上にのぼります。つまり30分にひとりの人が地雷被害に遭っているということです・・・

被害者の6~7割はぼくたちと同じ民間人です。ごく普通の人たちが地雷のために傷つき、手や足、命、そして大切な人を失っています。これが地雷は「悪魔の兵器」だといわれるゆえんです。だからこそ私たちは、地雷の除去を進めなければなりません。また、地雷によって障害を負った人々はこれまでどおりの生活をおくることが困難になりますので、除去を進めるいっぽうで被害者のかたの社会復帰を支援をすることも欠かせません・・・

カンボジアの地雷除去の支援活動では、一個の地雷を除去するのに、人件費もふくめどのくらいのお金がかかると思いますか? ・・・一個あたりほぼ10万円くらいかかるんです。でも、これを地雷原の面積で考えると100円で1平方メートル、1,000円で10平方メートルつまりおよそ畳6枚分なんです。

このようにどんなに悲惨な問題があったとしても、どの方向から見るかによって感じる「重さ」が変わってくるということはよくあります。ひとつの問題を知って「悲惨だ」と感じることも大切ですが、それに対して「自分が何をどうしたらできるんだろう」と考えていくことが大事です・・・

対談の全文は、プレマ株式会社公式サイト(http://www.prema.co.jp/)の中で紹介しています。「今、私たちができることってなんだろう」という、あなたの心の声に、ぜひ耳を傾けてください。

地雷ではなく花をください:鬼丸昌也氏(テラ・ルネッサンス 理事長)と中川信男 対談
テラ・ルネッサンス鬼丸氏と中川の対談 「未来の子供たちに私たちができること」


▼買い物かご


~葉祥明美術館~ 存在そのものがメルヘンでした!


北鎌倉の葉祥明美術館は、それ自体が一冊の美しい「絵本」です。
画家で詩人の父親と優しい夫人、そして10歳のリラりゃんと5歳のクロードくんの一家が、かつて住んでいた洋館で、訪れる人は誰でも我が家のようにくつろぐことができるのです。(葉祥明)

北鎌倉にある、『葉祥明美術館』に行ってまいりました!
地雷ではなく花をください:レトロな造りが素敵な、JR北鎌倉駅

レトロな造りが素敵な、JR北鎌倉駅

鎌倉といえば一番に大仏様(!)を想像するのは、私だけでしょうか?大仏様といい、鎌倉幕府を開いた源頼朝といい、どこかダイナミックで、限りなく広がる青空のような爽快なイメージを抱いていたのですが、北鎌倉駅で電車を降りたとたん、私のイメージとは全く異なる世界がそこにありました。

情緒豊かな小道のすぐ背後は深い木々にあふれていて、訪れる観光客の方々も、静かに木漏れ日の下の散策を満喫しているといった印象。どことなく、京都は大山崎あたりの雰囲気に似ている気もします。

一息ごとに、呼吸がとても深くなっていくのが自分自身はっきりと感じられ、一歩ずつ歩くごとに、まるで背についた羽がパタパタとはばたいているような軽やかさもあります。


そんな風に、北鎌倉の空気に溶け込んでしまいそうになっていたときに、今しがた通り過ぎた建物がふと気になり、立ち止まって振り返ってみました。とても可愛らしい洋館・・・。こぢんまりしているけれど、どこか存在感があって、建物の中の暖かい空気がまるでオーラのように全体を包んでいるような、優しいたたずまい。


「ふ~ん・・・」と歩み寄ってみると、玄関に看板・・・ 葉、祥明・・・!

地雷ではなく花をください:この看板を見落とすと迷子になります

この看板を見落とすと迷子になります
地雷ではなく花をください:おしゃれな洋館!と思いきや・・・

おしゃれな洋館!と思いきや・・・

美術館のホームページに、「友人の家に遊びに行くような気持ちでご来館ください」と書かれていたとおり、「美術館」という言葉から想像していた趣とはかなり違ったため、それらしい建築物を探していた私はうっかり通り過ぎてしまったわけなのです。

玄関では、さっそく犬のジェイクのぬいぐるみが、「葉祥明ワールドへようこそ♪」と出迎えてくれています。葉先生と聞いて一番に思い浮かぶのは、優しく可愛らしい色合いで、地平線の見える原っぱで子供たちが遊んでいるメルヘン画でしたが、訪れたときはちょうど「Young Age」展という企画をしていて、葉祥明先生が1972年に絵本作家としてデビューする前にニューヨークで絵の勉強をしていた時代の貴重な作品が展示されていました。

エコール・ド・パリに影響を受けて描いたという、モディリアーニ風の肖像画や、ベトナム戦争中のソンミ村虐殺をテーマにしたものなど、私が知る限りの淡い色彩の葉先生の作品とは異なる絵の数々が、館に入るなり私を待ち受けていました。葉先生の軌跡を垣間見る事が出来たようで、それだけでもなんだか大きな収穫です。

地雷ではなく花をください:マフラーを巻いたJAKEに出迎えられて

マフラーを巻いたJAKEに出迎えられて
地雷ではなく花をください:玄関を入ったところは絵本などが並ぶショップ

玄関を入ったところは絵本などが並ぶショップ

そして、次の部屋に足を踏み入れると・・闇色の中の地平線、水平線。月。夜明け。小舟。


ああ・・・深いな。かなり・・・。

ただ単に、海岸の風景だと思って見ているうちに、だんだん、ただの海岸じゃないように思えてきます。ただの小舟だといえばそれまでですが、どうやらそれは普通の小舟じゃない気がしてきます。シンプルな画風の中に、思わずため息が出そうなほどの精神的な世界の広がりを感じずにはいられません。

なんとも表現しがたい不思議な感情が沸きあがってきて、しばらく足が完全に止まってしまいました。

地雷ではなく花をください:サニーシリーズも展示されていました

サニーシリーズも展示されていました
地雷ではなく花をください:絵画やポストカードを熱心に選ぶ訪問客

絵画やポストカードを熱心に選ぶ訪問客

そうして、どうにかこうにか先へ足を進めると、そこは見慣れたはずのパステルの世界。でも、先ほどの刺激のせいでしょうか。驚いたことになんだかこれまでの印象と全く違うのです。

子供たちの笑い声が聞こえてくるような、木々の間を通り抜けるそよ風が感じられるような、あるいは、遠くにいる大切な人を想う心が全身に染み渡るような・・・不思議な感覚。

黄色やオレンジ色の安心感。緑の香り。青色の透明感。そして白色の・・・なんでしょう。自然に湧き上がってくる、この不思議なイマジネーション・・・。

次の予定がなければ、ずっとずっーと立ち止まってしまいそうな、そんな心地よい体験ができたひとときでした。

地雷ではなく花をください:最後は洋館のまでお決まりのパチリ♪

最後は洋館のまでお決まりのパチリ♪
地雷ではなく花をください:玄関先の庭にて・・・黄色がきれい!

玄関先の庭にて・・・黄色がきれい!

葉祥明美術館 http://yohshomei.com/museum_kita.html
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内318-4 TEL:0467-24-4860 FAX:0467-24-6536
営業時間:10:00~17:00 入館料:大人\700、小人\350 (HPにクーポン券あります)

★スタッフ山下のお気に入り★
地雷ではなく花をください:私が選んだポストカードはこの2枚
私が選んだポストカードはこの2枚

その1)黄色
葉先生の描くお花畑は、あふれんばかりの黄色で染まっています。
この暖かい黄色の花々は、菜の花やタンポポといった身近なものだといいます。身近とはいいながら、最近あまり見かけなくなってしまった自然の色。子供の頃の記憶を探るうちにどこからか、懐かしい春の香りが漂ってくるような錯覚を覚えました。

黄色い絵には、花々の色だけではなく、黄色に込められたいろいろな要素が感じ取れます。それは、「太陽」であったり、「キラメキ」であったり、「暖かさ」「安らぎ」「愛」であったりと、観る人たちを優しい気持ちにさせるものです。もしかするとお母さんのお腹の中はこんな色だったのか、あるいは天国ってこんな景色なのじゃないかな?などと、時空を超えたミニトリップをしてしまいそうになる、葉先生の黄色の世界が大好きです。

その2)ことば
葉先生の「ことば」の世界も素敵です。
葉祥明美術館でも、最後を締めくくるのは、「言葉の部屋」。メルヘン画家・葉先生のもうひとつの顔である、詩人としての作品が展示されています。この小さな空間には、大ベストセラー小説「東京タワー」にも引用された詩、「母親というものは」をはじめいずれも心に染み渡る言葉が、ぎっしりと詰まっています。

特に、「愛」をテーマとした詩が印象的でした。そのうちのひとつを、この場をお借りしてご紹介させていただきます。

地雷ではなく花をください:

皆さんが、愛と、感謝と、笑顔のエネルギーで満たされますように。
山下喜代己


▼買い物かご

●お客様へ重要なお知らせ
食料品や衛生品のまとめ買いや、催告のないテレビ放映などで、突然数千件の注文が押し寄せることもあります。弊社で販売する品の大半は、丁寧に心を込めて目と手で作られた希少性の高い作品です。そのため、「在庫あり」表示や「受注承認メール」配信後に入手不可能であることが判明する場合があります。この場合、ご用意できない品は弊社の判断にてキャンセル扱いとさせていただき、在庫が確保した品のみを可能なかぎり早くお送りしますので、ご理解をどうぞよろしくお願いいたします。