カパ・タイプ
アーユル・ヴェーダ体質別の健康維持法お教えします
カパ・タイプ
このタイプの特徴は「くつろぎ」です。
一般に健康の恵まれ、落ち着いた幸福な性格と平和を愛する人です。
また、ゆっくりと、考えながら慎重に話す人はカパ・タイプと言えます。
スタミナにおいて非常に優れています。
バランスが崩れると、頭が不活発で鈍感になり、頑固、無気力、
独りよがりになってしまいます。
その際、典型的に現れるのは過度の執着で、古いものを捨てるのは耐えられないというのは、
過剰なカパの現れです。
常に進歩し、変化を受け入れるよう心がけます。
停滞した状態は、カパの安定性を不活発さに変えてしまうからです。
◆バランスをとるためのアプローチ
- ◇刺激をとる
- 新しいものを見たり聞いたり、初めての人にあったりして、刺激を受けます。
- ◇機敏になる
- カパの人は家庭に温かいくつろぎを求めるので、逆に活動が沈滞する傾向があります。 自分の本質に潜む機敏さを発見するには、瞑想が効果的です。
- ◇規則的な運動
- できれば毎日運動します。運動は、体の中に毒素が蓄積するのを防ぐからです。
- ◇カパを静める食事
- 体重が増えすぎる傾向があるので、食べ過ぎに注意します。 カパ体質に良い甘味料は生の蜂蜜です。毎日、大さじ一杯か二杯とり、過剰なカパを取り除きます。
- ◇温かくする
- カパは熱から恩恵を得ます。日中、適度に温かい飲み物を飲みます。
- ◇湿気を避ける
- 体調が悪いときには、鼻や喉や胸を冷たい空気にさらさないようにします。
- ◇愛情を受ける
- 大切にされていないと感じると、気が沈んでしまうことがあります。 元気のないときは、家族や友人に新設にしてもらうと良いでしょう
◆アンバランスの危険信号
- ◇心理面
- ぼんやりとすることが多く、不活発になる。抑うつや過度の執着が見られる。
- ◇行動面
- 変化を受け入れない。人のいうことに従わない。 過度の睡眠。貪欲さ、独占欲の現れ。
- ◇肉体面
- 寒さと湿度に絶えられない。青白い皮膚。体重の増加、手足が重い。 鼻づまり、アレルギー、頻繁に風邪を引く。 糖尿病、喘息、たんの出るせき。関節のゆるみや痛み。