ヴァータ・タイプ
アーユル・ヴェーダ体質別の健康維持法お教えします
ヴァータ・タイプ
基本的な性質は「変わりやすさ」です。
一定の型にはまらない多様性がヴァータ体質の特徴なのです。
思考は明晰で、聴覚や触覚の刺激に敏感です。
活発で興奮しやすく、想像力が豊富で、おしゃべりな性格です。
心や体のエネルギーは一気に出ますが、持続しません。
バランスが乱れてくると、衝動的な傾向によって無理をしすぎることがあります。
十分な休息を取り、規則的な生活習慣を特に心がけることが必要です。
◆バランスをとるためのアプローチ
- ◇十分な休息を取る
- 無理のある過度の活動に気づいたら、5分間の休息を取ります。 また、毎晩十分な睡眠をとることも重要です。 瞑想から得られる深い安らぎは最高の休息となります。
- ◇暖かくする
- ゆっくりと温かいお風呂に入ったり、温かい飲み物を十分にとります。
- ◇湿度を保つ
- 体が乾きやすいので、部屋の空気には十分な湿度を保ちます。
- ◇毎朝、胡麻油で体をマッサージ
- 乾いた皮膚をなめらかにし、ヴァータを静めさせます。
- ◇暖かくする
- ゆっくりと温かいお風呂に入ったり、温かい飲み物を十分にとります。
- ◇規則的な食事
- 1日3回、必ず食卓について、食事をとります。
- ◇刺激物を避ける
- コーヒー、紅茶、ニコチンなどの刺激物を避けます。
- ◇過激な刺激を避ける
- やかましい音楽、暴力的な映画、長時間のテレビはヴァータを増悪します。
- ◇まわりを明るくする
- ヴァータは日照と明るい色に好ましい反応をします。
- ◇愉快な気分でいる
- 気分を楽しくしてくれる人たちに会う、面白い本を読む、軽い娯楽番組を見るなど、 ヴァータ体質の本来の陽気さを引き出し、心配を軽減するものは何でも助けになります。
◆アンバランスの危険信号
- ◇心理面
- 悩みや不安、苛立ちが出てくる。注意が広く行き届かなくなる。 抑うつ状態。
- ◇行動面
- 不眠状態が続き、疲労感がある。 落ち着きがなく、衝動的な行動。食欲がない。
- ◇肉体面
- 乾燥し、あれた皮膚。便秘や腸内にガスが溜まる。 腰痛、月経痛、関節の痛み、鋭い痛み・神経などの痛み。 筋肉のけいれん、高血圧。体重の減少。