シンプルで暖かく、体に優しい『サンラメラ』を徹底取材!
和室、洋室、オフィス・・・。場所を選ばないシンプルな存在サンラメラ。体の芯から暖まり、空気も汚しません。

寒くなる季節を目の前にして、
プレマの中川が
株式会社アイエフの松尾社長を徹底取材!

昨年のインタビューに引き続き、
更に『サンラメラ』魅力を掘り下げてご紹介します。
30年以上基本構造が全く変わらない驚きのヒーター『サンラメラ』。
優れた素材と技術がこのヒーターの中に詰まっています。
「サンラメラ」の詳細もぜひご覧ください。
遠赤外線輻射式セラミックヒーターサンラメラ
中川が、30年以上基本構造が全く変わらない
「サンラメラ」を松尾社長へ徹底取材!
サンラメラと匂いについて
今般、電気ストーブから発生した化学物質により化学物質過敏症になった利用者に対して、
販売店に賠償を命じる判決がございました。
報道によりますと、電気ストーブ等の赤熱・発光方式の暖房機は表面温度が高いため、
製品に使用する樹脂が280度まで暖められた結果、有害物質が出たものとされます。
ご承知の通り、サンラメラは発熱板を包む部分に使用されている
金属枠には塗装をしておりませんし、
樹脂も使用しておりません。
外部筐体には塗装しておりますが、
これもご承知の通り手で触れる温度までしか上昇しませんので、
化学物質が揮発する事はございません。
なお、出荷直後の製品やシーズンイン直後に久しぶりにお使いになる場合、
数時間から2日程度匂いがする場合がございますが、
これは発熱板表面のホコリが焼けた時に発生する匂いですので、化学物質ではございません。
しばらくご使用になれば匂いはなくなりますのでご安心下さい。
サンラメラ本家へ取材してまいりました
【サンラメラ】総発売元・株式会社アイエフ 松尾社長インタビュー
アイエフさんにおじゃましました!

アイエフさんは、東京は亀戸の小学校脇の閑静な場所にひっそり控えていました・・・
30年以上、基本構造が全く変わらない暖房機を作り続け、年々その価値が高まっているなんて、マイナーチェンジしてやっと売れる日本の家電市場ではあり得ないことですね。「なぜ、変わらないのに売れるのか?」
その秘密はとてもシンプルです。謎を解明・・・探偵気分です。
事務所に足を踏み入れた私が驚いたのは、歴代のサンラメラがやはり「ほとんど同じ」だという、衝撃の事実?です。あり得ないことが、この製品には起きているのです。
面白いことに気づきました。
見る限り、色や形、サイズ、そして網の向きが若干違う以外には、違いが見あたりません。

中川
何故、歴代のタイプは前面の安全ガードの網が横向きで、現在のは縦のタイプなんですか?

松尾
それはね、安全上の理由なんです。横に網をかけるとどうしても上部が熱くなってしまいます
もちろん、決して燃えたりはしないんですけどね、触ったときに熱く感じるといけませんから
中川:なるほど・・・深いですね。 しかし、30年以上にわたって、これだけ変化していない商品もそうそうないですよね
松尾:ないと思いますね
中川:最初のタイプはいつ発売だったんですか?
松尾:昭和46年ですね
中川:それって、私と同い年ということですね・・・・
松尾:そういうことですね、スゴイモンですな、はっはっは!
核心部分について、聞いてみようと思った。

中川:社長、しかしですね、どう考えてもこれだけ基本構造が変わらないってことは、相当の技術がココに内在していると思ってもいいと思うんですが・・・
松尾:実はね、もともとこのサンラメラの心臓部であるセラミックパネルは、原油のパイプラインの保温のために開発されたものなんです。
当時、私は塗料や建材を扱っていましてね、熱線を使わず、原油を着火させず、しかも熱交換率が優れた素材に出会ったんです。それがこのセラミックパネルです。
中川:原油の、パイプライン。。。ですか?
松尾:原油はね、出てきたときは粘土のようにねっとりとしているんです、だから、少し暖めてあげないとうまくパイプを流れないわけですよ。
当然、安全で、安定した遠赤外線で原油自体を暖かくして、しかも燃費も安くないといけないわけです。それを民生用に唯一販売しているのがこのサンラメラです
中川:なるほど、だから基本の技術は変えなくても、ずっと評価いだだけるんです
いよいよ私はエキサイトすることになる
中川:他にもたくさん類似商品が出ていて、似たような売り込みをしているわけですが、それらの商品は全く違う構造を持っていると昨年説明して頂きました。セラミック板自体が高レベルの遠赤外線を放射する製品は他にはないことも解っています
しかし、そのセラミックの製造技術そのものはシンプルだと思うんですが
松尾:確かにその通りです、でも、これはどこでも作れるものじゃないんです
中川:それはどうしてですか?
松尾:ひとつは特許で保全されているから。全く遠赤外線の放射も少ない商品がサンラメラのニューバージョンなんて触れ込みで売られたこともありました。それは裁判で完全に勝訴しています。純粋にサンラメラなのは、サンラメラだけです
そしてもう一つは、熟練した職人しか作れない、高度の手作業を必要とするからです
中川:手作業・・・暖房機に手作業ってなんだろう。まさか、鍛冶屋で作っているとか?
松尾:これがセラミックパネルの内側です
中川:導電体が塗ってあるようですね
松尾:この白いセラミックパネル自体を作ることも、特別な窯だけ、特別な場所だけで可能です、それだけじゃなくて、この黒い導電体を塗り込むことが、また難しいんです
中川:機械で塗るんじゃないんですか
松尾:機械じゃ無理です。これを薄く、同じ厚みで塗るのは本当に難しいんです、ちょっと厚みが変わるだけでも、全く性能が変わってしまいます
中川:スゴイですね
松尾:それだけじゃない、この両端の端子、見て下さい。これを見た技術者は、このセラミックの間に端子が固定されていること自体が考えられないと云います
中川:黒いのもセラミックなんですね?
松尾:その通り、サンラメラには電熱線は入っていません
中川:見た目は似たような製品があるのに全く別物であること、そして遠赤外線の放射量、燃費が全く違うのはココに決定的な差があるんですね
松尾:そういうことですな、ハッハッハ
確かに高度な先端技術はすぐに追いつかれ、日本の製造業は苦慮しているわけだ。ただ、手作りの深さは、今も製炭技術が変わらないのと同じように変わらないわけだ。さあ、ここからは効果的なサンラメラの使い方を聞いてみることにしよう。
中川:昨年、弊社でも数百台が完売となったんですが、スゴイのは返品がないことです
松尾:他社さんでもそうですよ。ほとんどゼロです。それだけご満足頂けているわけですな
中川:そこでもっと効果的に使用する方法を教えて頂きたいんです
松尾:決して、自動でスイッチオフにするタイマーを使わないことです、つまり、寝るときもつけておくこと
中川:それは、また、どうしてでしょう
松尾:日本人は先進国に住んでいるにもかかわらず、寝るとき暖房を切ります。これは空気暖房が喉や体に悪いことを知っているからということと、安全に過敏に反応するから、そして本当の暖房の使い方を知らないからです
中川:これまた深いですね。でも、空気も汚さず、火災も起きないとなると、消さずにつけたままにした方が脳梗塞の発生とか喘息発作とか、万病の元になる冷えとは無縁になりますね
松尾:その通り、日本人はそれで健康上大損をしています
サンラメラは空気を汚さず、遠赤外線ですから体の血行を良くするわけでしょう。その上、建物自体を暖かくするわけだから、換気してもすぐに部屋は暖かくなります。壁が暖かいと一気に空気暖房するよりもずっと効率がいい
中川:特に、起きたときの辛さはもちろん、一気にエアコンなどフル回転させるのでホコリっぽくて、臭くて、その上、燃料も食いますね
松尾:三重苦ですな、ハッハッハ!
でも、やっぱり、外出時は消したいですね。
松尾:でも、同じ理由で、冬冷たい外から帰ったときに暖かいと体にもいいですよ
中川:長時間の時にはオンタイマーがあるとイイですね
松尾:それは確かにひとつの課題です、でも、オフタイマーは不要です。家を出るときに、時間をセットしたら帰って来てぬくぬく、のオンタイマーは我々も探してみます、なかなか、ないんですけどね
昨年はサンラメラが在庫切れになる、当たり年だった。今年はどうだろう

中川:おかげさまで昨年は爆発的にご購入頂くことができました、今年はどうでしょう
松尾:今年はもっとすごいでしょうな、10月になる前から動き始めていますから
中川:いよいよ、30年以上の年月を経て、メジャーデビューですね
松尾:そのようですな、やってきた甲斐がありました
中川:そろそろ私もメジャーデビューですか?
松尾:まあ、そんなもんかもしれませんな、ハッハッハ!
・・・・と、いつも松尾社長は快活だ。
今年もサンラメラの当たり年の様子。
暖かくて冷え知らずなお客様をたくさん増やしたいものです。