今回、京都太秦しぜんむらが企画開発した、野草とハーブ100%のお風呂の友、京都太秦の「ゆ」。

先祖代々引き継いでいるのは、この建物と昔ながらの薬たち |
この商品開発に全面的にご協力いただいたのは、なんと300年も昔の元禄時代から京都の鴨川沿いで漢方薬を取り扱う平井常栄堂薬房の店主、平井正一郎さん。扱っているもののほとんどが生薬で、薬草を主に扱うお店が数少なくなってしまった今、他の漢方薬局さんにはないものもまだまだ多数揃っているそうです。地元京都の方々はもちろん、遠方から訪れるお客様も多く、体調のことに限らず、様々な世間話で盛り上がってみなさんとってもスッキリして帰られるとか。
「親から子ども、孫達の代へ、代々来てもらえるお店でありたい」
というのが、300年の歴史ある老舗を引き継ぐ平井さんの願いです。
さて、薬草の中の有効成分を抽出して作られたものが新薬なので新薬の根本は薬草にある、ということを多くのお医者様はまだまだ理解していらっしゃらないようです。お医者様が病気を診ているのに対し、漢方医は体を見ています。
「この違いは非常に大きいですよ」と、平井さん。「病が治まっても、体のバランスが正常に戻っていないから、何かの不具合がまた必ず出てきます。本来は、まず食事。その次が薬。昔の中国では、栄養士の方が医者より位が上だったそうですよ」
『食事がいい加減な分、サプリで補ってるから大丈夫』という人が多すぎることは、平井さんも大きな問題だと考えています。
「旬の食べ物が、季節に適した体を作ります。夏野菜を冬に食べると体が冷えることはプレマのお客様はきっとご存じですよね。まずは食事、そして疲れたら休むが鉄則です」
疲れたら栄養ドリンクを飲んで体を麻痺させては、また無理矢理体を動かす人たちがたくさんいますが、信号無視はいけません。栄養補給の後は、無理をするのではなくしっかり休息をとることが大切なのです。

「お母さんは特に日頃の食事に気を遣って欲しい」 |
そもそも自然界の動物は、具合が悪くなると食べずにまず寝ます。「しんどいのに食べるのは人間だけ。治すことに力を注ぐために食欲が落ちてるのに無理して食べるなんてナンセンス。そのかわり水分だけはしっかり摂るべき」
特に女性は脂肪をエネルギーに転換するが上手なので、当分食べなくても大丈夫と平井さんは女性の生命力を大絶賛。「子孫を残すという大きなミッションを持つ女性は、どんな痛みにも耐えられる。男性はまず無理ですね。生命の危機に直面したとき、子供を産み育てる立場の雌は本当に強くて美しいです」
漢方はサプリメントに比べると、少々手間がかかるのも事実。「続けられることも大事な選択理由ですし、その一方で子供達の健康のために手間をかけることも愛情のひとつの形です」
お母さんと子ども達との間を行き交う愛情の流れを感じ合うことができれば、『楽しててっとり早く治したい』という考えは、きっとつまらない一時の感情に思えてくるでしょうね。