オーガニックな生理用ナプキンnatracare(ナトラケア)
とことん使い心地にこだわった生理用ナプキンナトラケアは、オーガニックで軽くてスリム。なのにしっかり吸収、しっかりフィット。
ナチュラル系のナプキンは分厚くて動きづらい…
そんなイメージはありませんか?
ナトラケアはオーガニックでも薄さをあきらめません。
女性にとっての真の快適さを追求すべく生まれた、
様々な場面で女性に寄り添うナプキンです。
布ナプキンを愛用している方も増えてきている今日この頃。
でも、布ナプはちょっとハードルが高い…。
そんなあなたにおすすめしたいのが、
オーガニック&ナチュラル生理用品のパイオニア、natracare(ナトラケア)。
世界70ヶ国で女性たちを魅了してやまない、ナチュラル素材100%の生理用ナプキンです。
紙ナプキンの歴史
布や和紙から脱脂綿へ
『婦女界』1928年(昭和3)6月号より。
布製の月経帯「レデータイ」
日本において生理用品といえば、明治時代あたりまでは布や和紙を用いたお手製のものが当たり前でした。 経血を吸収させるために肌に当てる紙や布がずれないよう、「衛生帯」や「月経帯」と呼ばれるT字帯を清潔な布で作って押さえていました。
明治時代になると、月経帯の商品化が始まりました。この頃になると、脱脂綿が医薬品として普及し出し、経血の吸収に使われるようになりました。 脱脂綿は、戦時中は制限されていましたが、1951年には制限が解除されます。この頃には、股の部分にゴムを貼ったショーツで、カットした脱脂綿を押さえる方法が主流になってきます。
使い捨てナプキンの登場
現代使われている、いわゆる使い捨ての紙ナプキンが初めて国内で販売されるようになったのは1960年代です。
欧米では40年ほど前から紙ナプキンが存在していましたが、日本では敗戦の影響や、生理の話題がタブー視される風潮もあり、紙ナプキンの開発生産はかなり後発となりました。
当初の紙ナプキンは、下着に接着テープで固定する紙綿製の厚ぼったいシートでしたが、衛生面の向上や、生理用品を前向きなイメージへ導くという意味で、課題はありつつも月経観の変革に大きく貢献しました。
高分子吸収剤の登場から急速な開発へ
1973年のオイルショックで紙不足が起こった時に、替わりに綿状パルプの吸収剤が使われたことで、紙ナプキンの厚みは半分になり、さらに1978年に高分子吸収剤(吸収性ポリマー)を用いた紙ナプキンが開発されます。
このことにより、大幅なコストダウンが実現し、吸収力の高さ、動きやすさ、ずれにくい構造といった開発が急速に進むことになります。
見直すべき時の到来
こうして、数十年のうちに、日本の紙ナプキンのバリエーションは世界一といわれるほどになりました。しかし、近年では化学物質を使った紙ナプキンの長期使用から起こりうる体への悪影響や、環境問題が浮き彫りになってきています。
参考文献)『生理用品の社会史 タブーから一大ビジネスへ』 田中ひかる 著
紙ナプキンの有害性
直接口にする食品では規制されている有害物質が、日用品では普通に使われている現状。
生理用ナプキンも例外ではありません。
一般的な生理用ナプキン、「紙ナプキン」といわれますが、実際に使用されているのは石油系素材。 直接私たちの肌に当たる部分は、漂白されたポリエステル、ポリプロピレン、レーヨンなどの不織布で、内部には漂白された綿状のパルプ、高分子吸収ポリマー、消臭目的のデオドラント剤、香料などの化学物質がふんだんに使われています。
1人の女性が一生のうちに使うナプキンは、初潮から閉経までのおよそ40年間で、1万数千個にも及ぶそうです。
化学物質まみれのものをデリケートゾーンに1万回以上も当てる。そう考えると怖くなりますね。
近年では、女性特有の不定愁訴は、ケミカルナプキンの影響であるとも言われ始めました。
経皮毒の話
「経皮毒」という言葉をご存知でしょうか。
「経皮毒」とは読んで字のごとく、皮膚を経由して体内に入る毒のこと。毒の成分が皮膚から吸収され血液に乗り、やがては全身に影響を及ぼします。
2005年に造語として出現し、一般化してきた言葉です。
皮膚細胞は分子量500以上の大きな物質を通さない特性を持っていますので、例えば、粒子の粗い砂などは入りません。
ではどんなものが皮膚から入ってくるのかというと、パラベン、ソルビン酸、ラウリル硫酸ナトリウム、蛍光漂白剤などさまざまなものが挙げられています。
一般的な生理用の紙ナプキンには、もれなく塩素系漂白剤が使用されているのは既知のとおりですね。
部位別の経皮吸収率
経皮毒について、「科学的根拠がない」と述べる専門家もいますが、実際に経皮吸収自体はされることがわかっています。
例えば、腕の内側の吸収率を1とした場合、私たちが生理用品を直接つける陰部の吸収率は、なんと42倍!
このことからも、生理用品の経皮毒の危険性は他の部位に比べて高いということは、容易に想像できますね。
参考:マルホ株式会社HP(外用剤の皮膚への吸収率)
オーガニックコットンナプキンという選択肢
紙ナプキンによる環境汚染
1人の女性が生涯で使うナプキンの量は1万数千個、毎年廃棄される生理用品の量は450億個以上にのぼる計算になります。
これを並べると、なんと地球から太陽に届く長さと同等だそうです。途方もない量ですね。
そして、これらの紙ナプキンの大半は、石油由来のプラスチック素材を使用して作られており、燃やすとダイオキシンの発生源となります。燃やさずに埋めたとしても、分解されて土に還ることはないので、そのまま地球に蓄積されてしまいます。
燃やしても環境を汚さない、埋めても土に還る、オーガニックな生理用品を選択することは、深刻な環境汚染に対して、私たちができる重要なアクションのひとつです。
オーガニック&ナチュラル生理用品のパイオニア「ナトラケア」の誕生
ナトラケアの誕生は、日本にはまだオーガニックという言葉すら上陸していない80年代までさかのぼります。
ナトラケア社は、世界初のオーガニックコットンナプキンのメーカーです。
1989年にイギリスで、環境保護活動家のスージー・ヒューストンによって創業されました。
スージーは、自分をはじめ多くの女性たちが、生理用品の使い心地に満足できていないこと、不快感を抱いていること、また、日々捨てられる大量の生理用品が地球環境に大きな負担をかけていることについて、自分ができることはないだろうかと考えていました。
そして、オーガニックコットンと自然素材で生理用品をつくるということを思いついたのです。
母として、女性として
スージーはある日、テレビで「生理用品と環境汚染」に関する報道を目にしました。
その時に、今まで使ってきた生理用品は、塩素で漂白され、プラスチックや高分子吸収剤、香料など、女性の肌を刺激する化学物質がたくさん使われていることを知りました。
コットンの部分ですら、大量の農薬をまいて栽培された綿花が用いられていることも学びました。
そして、生分解性のない化学物質を含んだ生理用品が日々大量に廃棄されていることで、環境が汚染されていることも知りました。
このことをきっかけとして、ひとりの女性として、また、子供たちが生きる未来の地球環境を危惧する母として、ナチュラルで持続可能な生理用品を作るべく、研究に没頭していきます。 そして1989年に世界で初めて、女性の健康を脅かさない、環境に被害を及ぼさない、使いやすくて頼れるオーガニックコットンナプキンを世に送り出したのです。
優しく強い理念
「女性の身体への優しさを追求すれば、地球環境の保護にもつながる」。
環境にやさしい自然素材を厳選し、女性の使い心地のよさとの両立を目指したのが、オーガニックコットンのナプキン「ナトラケア」。
現在では世界70ヶ国で販売され、オーガニックコットンナプキンブランドのリーダー的存在として、心地よさと品質の高さ、なおかつリーズナブルな価格でたくさんの女性に愛されています。
ナトラケアの環境への取り組み
海をプラスチックから守る
ナトラケアの製品は、すべて生分解可能でサスティナブル。
世界的な問題として懸念されている海洋のプラスチック汚染を増やさないよう工夫を凝らしながらも、女性が快適であるための高品質な製品を生み出しています。
オーガニックコットン農家の人々も健康に
いわゆる慣行栽培のコットンは、実は地球上でもっとも農薬が散布される作物であることをご存知でしょうか。
ナトラケア社は、化学物質フリーのオーガニックコットンを栽培することで、栽培に従事する農家の人々をはじめ、関わっているすべての労働者の健康を守っています。
こういった姿勢は、公正な取引をすることにもつながっています。
成功を社会に還元
「ブランドの成功は、さまざまなプロジェクトやキャンペーンを通じて社会に還元していく」
これはエシカルな会社として、ナトラケア社がとても大切にしている思念です。
また、ナトラケア社は、省エネや環境活動にも積極的に取り組んでいるエコフレンドリーな会社です。
80個以上のソーラーパネル
20kwのソーラー発電システムを配置
9500㎏のCO2を毎年削減
ナトラケアが選ばれる理由
「使ってみたいけど、厚みがあるものが多くて動きづらそう…。」
「フィットしたパンツを履きたい時は窮屈なんじゃ…?」
ナチュラル素材のナプキンに、こんなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ナトラケアは、蒸れにくく肌に優しいオーガニックコットンや植物由来の吸収剤を使いながらも、しっかり吸収、かつスリムで軽やかなつけ心地。
また、テープの粘着力を高くすることで、下着にしっかりフィットするのも特徴。現代女性のライフスタイルに穏やかに寄り添うナプキンです。
ナトラケア 6つのフリー
デリケートゾーンは、体の中でも特にバリア機能が低く、さまざまな物質を吸収しやすい場所。
ナトラケアは、デリケートゾーンを農薬や化学物質から守るため、オーガニックコットンの使用、完全塩素フリーでの製造、高分子吸収剤の不使用に徹底的にこだわり、生理期間中の悩みを防ぎます。
- オーガニックコットン使用
=農薬フリー - 肌に触れる部分はオーガニックコットン100%。
その他の部分も、ポリエステルをはじめ石油由来の化学繊維を使わず、生分解可能な自然素材でつくられています。柔らかく、ムレを感じにくい、優しい肌触りです。
- 完全塩素フリー(TCF)
- 一般的に生理用品の素材は、白く衛生的に保つため漂白されています。この漂白に使われている塩素から女性の身体と地球環境を守るべく、ナトラケアは「無塩素漂白」を採用しています。
「無塩素漂白」には、ECF(漂白そのものには塩素を使わず仕上げのみに塩素系漂白剤を使う方法) と、TCF(漂白から仕上げまで一貫して塩素を使わない方法)の2タイプがあります。ナトラケアは全製品がTCFで作られており、徹底して優しい製品づくりを行っています。
- 高分子吸収剤フリー
(植物由来の吸収剤) -
経血を吸収してゲル状に固める高分子吸収剤。生理用品の吸収剤として広く使われていますが、その原料は石油由来です。
ナトラケアの吸収剤は、植物セルロースパルプ。ふかふかの木のパルプが経血をしっかりと吸収します。さらに漏れを防いでくれる外側シートも、植物由来の生分解可能なビオフィルムでカバーしています。
- プラスチックフリー
- 生理用品本体はもちろん、個包装資材、箱にいたるまで、石油由来のプラスチックを一切使っていません。オーガニックコットン、木のパルプからつくる植物性の吸収剤、GMO(遺伝子組み換え)フリーの植物デンプン由来の包装紙、リサイクル紙の箱。すべて生分解可能な素材のみで作られています。
- 香料フリー
- 消臭剤としての香料を一切含みません。
添加物フリー消臭剤としての香料、添加物のパラベン、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒドを一切含みません。
肌や粘膜を刺激する可能性のある、必要のない薬剤や添加物を女性の身体に持ちこまない、それがナトラケアの基本です。
- 添加物フリー
-
消臭剤としての香料、添加物のパラベン、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒドを一切含みません。
肌や粘膜を刺激する可能性のある、必要のない薬剤や添加物を女性の身体に持ちこまない、それがナトラケアの基本です。
ナトラケアの構造
ナトラケアは、トップシート、吸収材、漏れ防止材に植物素材を使用しています。 通気性がよく、やさしい肌触りです。
ナトラケアの認証
ナトラケアの認証は、「環境や動物に負荷をかけず、持続可能である」ということ。
- ノルディックスワン
- 北欧5カ国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドおよびアイスランド)共通の北欧公認環境ラベルです。原料から廃棄まで、ライフサイクル全体を通じて環境負荷が低いことが認められた商品に貼付されます。
- ベジタリアン協会認定
- 動物の身(肉、鳥類、魚、貝など)を含まない商品に与えられる認証です。GMOフリー、動物実験を実施していないことが証明され、生産時にベジタリアン成分への動物性成分の混入がないよう、厳しく管理されています
- USDA認定バイオ製品
- 米国農務省(USDA)が制定するバイオ製品の基準を満たしていることを証明する認証です。原料に再生可能な植物、動物、海洋性または森林性の生物成分が使用されています。
- エシカルアワード
- The Ethical Company Organisation(エシカル企業協会) の認定です。企業に対し、人権、環境、動物の保守に関して監査を行い、評価をしています。各企業の得点は公開され、優良企業の指標となっています。ナトラケアは100点中100点を取得し、サニタリー製品産業のトップに立っています。
ナトラケアのラインナップ
女性にとって大切なフェミニンケアのお話
「フェミニンケア」という言葉を最近耳にすることが多くなりました。
日本では、女性がデリケートゾーンのケアの話をするのは恥ずかしい、という風潮がありましたが、海外で積極的にケアをする女性が増え、日本でもデリケートゾーン用のケア用品が販売され始めたりなど、徐々に市民権を得てきています。
女性にとってデリケートゾーンは子宮に近く、とても大切な場所。けれど、ムレやすい場所でもあり皮膚も薄いことから、多くの方が何かしらの悩みを抱えています。
「女性の美と健康を守りたい。」そんな想いから、ナトラケアはいろんなシーンで女性を支える3種のウェットシートをつくりました。
ウェットシートのラインナップ
スタッフが使ってみました
-
松本春菜
-
ナトラケアのウルトラパッドスーパーを使いました。
市販のナプキンを使うと、いつもお肌にひっついてしまって不快でしたが、ナトラケアは全然ひっつかず、蒸れもなくて◎
肌触りもふわふわでサラサラで、とっても気に入りました。
オーガニックとは思えないほど、吸収力もしっかり。
薄いので、服装も選ばないのがいいですね。
-
上ヶ谷友理
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ウルトラパッド ロングを使ってみました。
開けてみてびっくりしたのがその薄さ!
他社のオーガニック系のナプキンをずっと愛用していて、そちらも満足度は高かったのですが、厚みが少し気になっていました。
ナトラケアは、この薄さなのに吸収力は抜群。
私が使ったロングは、長くてお尻の方まで覆ってくれるのに、嫌なゴワつきがないし、粘着テープもしっかりしているので、ずれることもなく夜もぐっすり眠れます。
こんなに快適に過ごせるナプキンには初めて出会いました。
今度はふつうの日用も試してみたいなと思っています。