生命を育み、水と自然を守る石鹸 オーガニック洗浄剤「ソネット」
ドイツのソネット社が独特の製造方法で生産した、環境と人にやさしい洗浄剤です。
水が自然のサイクルに戻るために
使用後もスムーズに分解し、自然に還ります。
ソネットの製品は、あらゆる時点で自然界の生命への配慮がされています。
人と自然に害を与える成分は一切入っておらず、
植物性および鉱物性原材料のみを使用しています。
使う人の手肌に優しく、香りが心まで楽しくすこやかにします。
どの石けん・洗剤も、使用後は速やかに微生物によって自然に還ります。
ソネット社について
ドイツのソネット社
ソネット社はオーガニック洗浄剤の先駆者として1977年ドイツに設立されました。1960年代、石油系合成洗剤による水質汚染問題に心を痛め、何とか環境に優しい洗剤を作りたいという科学者の思いから始まりました。
社名の由来はフランス語のsavonett(小さな石けん)からきています。
ソネット社は豊かな水に恵まれたボーデン湖の近く、デッゲンハオゼルタールにあります。
周りにはのどかな田園風景が広がり、ビオダイナミック農法(※)を実践する農場、キャンプヒル(精神的なハンディキャップを持つ人々と健常者がともに働き生活をするコミュニティ)があります。
※ビオダイナミック農法・・・
哲学者であり人智学者のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法。
満月の日に種まきをするなど、天体からの力と地球からの力を最大限に利用し農業を行っています。
ソネット社に隣接しているキャンプヒル、レーベンホーフでは、障害を持つ人々が日常のワークをソネット社と協働しています。
このような社会活動に加え、非営利のソネット基金は水質調査の分野、動物実験の代替えメゾットの開発、造形力学分野での調査など、非営利事業を率先して行っています。
ソネット社の挑戦

渦巻き活性機
自然の中で水は常に循環しています。水は自らのなかに様々な物質を溶かし込み、絶えずどこかに運んでいるという、ある意味ではエネルギーに満ちた存在です。しかし、いったん洗浄に用いられた水は、洗浄という目的のために不可欠な界面活性剤により、すぐさま循環のサイクルに戻ることができません。
生活排水が原因の河川や湖沼、海の水質汚染の問題は悲しいことに実例を挙げればきりがなく、ソネット社の洗剤づくりは、そのような問題と向き合うことから始まりました。
ソネット社の商品はすべて完全に分解し、自然に還ります(※生分解性試験OECD 301Bによる)。厳しい自社品質基準を掲げ、環境と人に悪影響を及ぼすおそれのあるいかなる原料も含みません。例えば、石油由来の界面活性剤は一切使用していません。
また、「有害物質を含まない」ということだけでは不十分で、自然に害はなくとも、洗浄それ自体が自然な水からエネルギーを奪ってしまうということを、ソネット社は見過ごすことはできませんでした。
環境に無害なだけではなく、水が自然のサイクルに戻るために、より積極的な働きかけがしたい-ソネット社は、その考えのもとに、二つの独自の方法を考案しました。
それが、『オロイド混合物』と『渦巻き活性水』です。
ソネットの魅力
魅力
- 使いやすい!
- 汚れ落ちがよく、ストレスなく毎日気持ちよく使えます。
- いい香り!
- 高品質の天然エッセンシャルオイルのアロマが楽しめます。
特にエッセンシャルオイルラベンダーには抗菌作用があることも知られています。 - いい香り!
- 「エコ」な洗剤には珍しい、カラフルな外見はインテリアの楽しいアクセントになります。
- 手あれしない、自然に優しい!
- ソネットの製品は、あらゆる時点で自然界の生命への配慮がされています。
ソネットが人にも自然にも優しい訳

ソネット商品は現在、世界約30ヶ国で使用され、愛用者は急速に増え続けています。
ソネット製品の特長と品質基準
ソネット製品の特長
ソネット製品は、環境面で有害であり、アレルギーを誘発し健康に悪影響を及ぼすような、
いかなる原料も含んでいません。
■不使用原料
- 石油化学製品の原材料
- 石油化学製品または石油化学製品を素材とした界面活性剤
- 合成香料
- 合成着色剤
- 合成保存料(防腐剤)
- 遺伝子組み換えの操作を受けた原材料
- 酵素
- アレルギー誘発性の原材料
- リン酸塩
- 蛍光増白剤
- 動物性油脂または他の動物を素材とした原材料、ただしゴールソープに使用される牛の胆汁(有機農場から得られる)を除く
ソネットは植物性および鉱物性原材料のみを使用しています。
(ゴールソープに使用される牛の胆汁は除く)
■使用原料
- 植物性洗浄物質(界面活性剤のみ)のみ
- 純粋の天然エッセンシャルオイル
- クエン酸(食品品質)
- ソーダ、珪酸塩、アルミン酸塩、軽医師および生石灰
ソネットの洗剤はすべてモジュラーシステムを採用しています。
洗剤、柔軟剤、漂白剤という三種類を地域の水質の高度や汚れ具合、白色度など必要に応じて適量を混ぜて使用することができます。
モジュラーシステム
ソネットは洗浄の三つの構成要素-洗剤、柔軟剤、漂白剤-それぞれを適量加えることで、衣類の汚れの程度や洗濯水の硬度、そして選択の白色度など、どのような条件にも対応出来ます。これをソネットのモジュラーシステムといいます。
石けん洗剤にとって、軟水の仕様は絶対条件です。しかしモジュラーシステムにより、たとえ硬水でも石けんの優れた長所を活用できますし、白くしたいのなら漂白剤を加えればよいわけです。ソネットの洗剤、漂白剤、柔軟剤(水を軟水化させるもの)は混ぜて使うことができます。
日本はどの地域もほぼ軟水です。柔軟剤(水を軟水化させるもの)の使用は必要がありません。
必要な物に必要な量だけを使用する-これはソネットの基本姿勢です。
ソネットの製品にはビオダイナミック農法または有機栽培を使用した多くの原材料を使用しています。
- 油脂とオイル:オリーブ油、パーム油、菜種油、ヤシ油
- エッセンシャルオイル:ラベンダーkbA(※)、レモングラス(葉や茎)+野生種の摂取
※kbA(カーベーアー)は有機認証農産品のこと
ソネットの製品はすべて完全に分解し、自然に戻ります。
ソネットの製品はすべて肌にやさしいです。
ソネットの梱包材には、紙、段ボール、PE(ポリエチレン)でできた
再生利用可能なものだけを使用しています。
原材料はすべて詳しく発表いたします。
ソネット製品には渦巻き活性水およびオロイドミキサーの中で混合された
オロイド混合剤を使用しています。
ソネットの品質基準
原料はすべて完全に生分解可能、非アレルギー性のものを使用
ビオダイナミック・オーガニック栽培の原料を使用
ソネットは理念に基づいた独特の製造方法で生産しています。

オロイド
●オロイドミキサーのリズムを用いた混合
オロイドとは二つの直交した円を囲った立体です。一方から見るとしずく形で、転がると重心が上下動します。
近年、この独自の動きを生かした攪拌機としての機能が注目され、湖沼の水質浄化などに用いられています。
ソネット社は人智学的な背景に基づく6つの原料-金・フランキンセンス・ミルラ(ハーブの一種)・ヤマモモ・オリーブオイル・バラの灰をオロイドの内部に入れて混合させます。オロイドの中で液体は8の字のリズムを描いて混合され、出来上がった混合剤はごく少量ずつ出来上がった製品に加えられます。
このオロイド混合剤を加えることによって、原料同士が調和し、安定を保ちます。
スパゲリック法(蒸留・純化・灰化する、古代から伝わる方法)を行うと、美しい結晶が検出されます。

ソネットウォッシュパウダー

石油由来の洗剤
左図、雪の結晶のように美しく結晶化したソネットウォッシュパウダーは、原料同士がより調和しています。

渦巻き活性機
●渦巻くプロセスを通した水のエネルギーを引き出す工夫
渦巻き活性水とは・・・
ソネット社の液体洗剤を作るために用いられる水はすべて、特殊な装置で渦巻く過程を通った水です。その装置とは、卵形の12個のガラス容器からなるタワーで、各容器の中を渦巻きながら通過した水は空気を抱きこみ、まるで湧水のように生気にあふれた水になります。
自然界において、水はリズミカルに渦巻きながら動いているため、製造過程で渦巻かせることによって、水が本来のリズムと動きを記憶し、排水がスムーズに自然に還るとソネット社は考えています。
![]() 洗剤の水 |
![]() 中程度水質 |
![]() 上質の天然水 |
※ドロップレット・イメージ(一滴の水が水盤に落ちたときの波と渦の像を見る方法)で見た水滴の形。
水の質が良いほど、くっきりとした渦巻きがたくさんできます。
●原材料の選択
市販の“天然原料使用で手と環境に優しい”といわれている洗剤の多くは、石油由来の成分(エチレン)を天然原料のヤシ油などと合流していますが、ソネット社では、原材料はすべて完全に分解できる物質、非アレルギー性の物質を使用しています。主に植物と鉱物を原料として使っています。
アレルギーを起こすおそれのある石油由来の成分・酵素・合成香料・合成着色料・合成保存料・漂白活性剤などは一切使用していません。
ソネットのエコ認証
ソネットの全商品は「Certified Sustainable Economics」の認証を受けています。

- 「Certified Sustainable Economics」
- エコロジカルな商品規格、会社の社会と環境への配慮、経済行為の3つを柱として、透明性の高い環境を大切にする組織に与えられます。
ご使用にあたって
ソネット洗剤Q&A
ソネット洗剤のよくある質問
他のオーガニック洗剤との違いは何ですか?
ソネットは「オーガニック=生き物を大切にする」というこだわりで洗剤を作っています。そのこだわりぬいた原料選びと製法は他の洗剤と一線を画しています。以下はその一例です。
- 石油化学系、準石油化学系の界面活性剤など、人体と環境に有害な物質は一切使用していません。
- 天然エッセンシャルオイルをはじめとして、可能な限り有機栽培の植物原料を使用しています。
- 全成分を詳しく公開しています。全成分表示が義務づけられていない洗剤ではこれはとても珍しいことです。
- 洗剤を使用した後の排水が少しでも自然に早く還るように、自然界のリズムを利用した独自の製法を取り入れています。
このように原料と製法にこだわり、どなたにも安心してお使いいただけるような製品作りを進めています。
界面活性剤が入っていますが、これは地球や身体に悪いのではないですか?
界面活性の力は、“汚れを落とす”洗剤にとって、なくてはならない成分です。界面活性剤が全て悪い物質というわけではなく、例えば口に入れても安全な「石けん成分」も界面活性剤に含まれます。
一方で、人体と環境に悪影響を及ぼす界面活性剤があることも事実です。大切なのは、界面活性剤の性質をよく理解し、選択することです。
ソネットでは界面活性剤の中でも人体と環境に有害である石油由来の成分は使用せず、生分解しやすい下記の3種類の界面活性剤を使用しています。
- 純植物性石けん
すすぎ後の肌の上や排水の中で速やかに界面活性の力を失い、微生物が食べられる無害な成分になります。(お肌の潤いを守り、生分解がもっとも早い成分です。) - ヤシ油由来のアルコールの硫酸塩
天然ヤシ油と天然硫黄から得られる、天然の高級アルコール系界面活性剤です。排水中で速やかにアルコールと硫酸塩に分解します。アルコールは微生物のえさになり、硫酸塩はそれ以上分解する必要のない安全な物質です。(ミネラルウォーターにも入っています)。 - ショ糖界面活性剤
ショ糖(砂糖・植物でんぷん由来)とヤシ油から得られます。非イオン系のため、水の硬度に左右されずに汚れを落とします。低刺激性で安全な洗浄成分なので、食品の乳化剤としても使われています。これらは全て完全に生分解し、地球と人に悪影響を与えません。
どうして石けんの他に2つの界面活性剤を使っているのですか?
石けんは分解しやすく、安全で人と環境に優しい成分です。しかし石けんだけでは、水に溶けにくく、特有の油臭さ、衣類の黄ばみ、石けんカスの発生などの欠点があります。それらの欠点を補い、住まいのどのような汚れにも対応し、洗浄力の高い洗剤をつくるため、安全で生分解性に優れたヤシ油由来のアルコールの硫酸塩とショ糖界面活性剤を使用しています。これらと石けんは相互に補い強化しあい、すぐれた洗浄力をもつと同時に手肌に対して非常にやさしい洗浄剤をつくります。
使いやすい洗剤を気持ちよく使えることで、ストレスなく楽しく、地球に優しい生活を続けることができます。
同じ製品でも、液体洗剤の色が違う場合があるのはなぜですか?
自然の植物原料をそのまま使用し、合成着色料などを使用していません。そのため、植物の収穫期や天候によって洗剤液の色が変わることがあります。品質には全く問題ありませんので安心してお使いください。
有機栽培は一般的な栽培方法と何が違うのですか?
有機栽培は農薬など化学物質を使用せず、天然の有機物や天然由来の無機物による肥料を用いるなど、自然のしくみに逆らわない農業です。収量を増やすことを目的とした化学肥料を使用する方法では根の成長は押さえられ、葉や果実の部分が大きくなり味は落ち、香りも弱くなります。
また農薬や除草剤は植物の中に残留してしまいます。このように育てられた植物から得られる油脂は、有機栽培から得られる植物オイルに比較すると、その生気やパワーの大部分を失っています。
ソネット製品では、「とりわけ厳しい有機農法」と呼ばれるビオダイナミック農法や、野生採取から得られるオイルおよび天然のエッセンシャルオイルをふんだんに使用しています。有機栽培の天然エッセンシャルオイルによるソネット製品の香りと、合成香料による洗剤の香りの違いは歴然です。
なお、使用量から計算すると、ソネット社だけで200ヘクタールもの土地を農薬などの汚染から守っていることになります。
ソネットはドイツの会社なのにパッケージにドイツ語はありません。記されているのは何語ですか?
上から順に、英語、ノルウェー語、フィンランド語、スウェーデン語です。
ソネットで使われているパッケージには2種類あって、ドイツ語、フランス語、イタリア語、オランダ語仕様もありますが、日本へは北欧仕様のものがやって来ます。
現在は順次、日本語のパッケージに変更しています。
おもちゃ箱さん取材レポート♪
ソネットというドイツ製のすばらしい洗剤が登場するらしい

安全性や洗浄力もさることながら、お掃除が楽しくて仕方なくなるような可愛いパッケージだそうで、スタッフの森はすでに、「家中ソネットでそろえたい!」と上機嫌。
ならせっかくなので、一緒に取材に行きましょうということで、今回、森と二人で向かったのは田園調布の住宅街。。本当にそんなエリアに、洗剤の輸入会社があるの?・・・という疑問の前に、そもそも、会社の名前が「おもちゃ箱」とは、商材とあまりにもかけ離れている?・・・数々のクエスチョンマークを抱きながら、到着した私たちを待っていたのは、本当のおもちゃ箱のように可愛らしいたたずまいの社屋でした。
さらに驚いたことに、代表者である斉藤社長は、おもちゃ箱を設立されるまでは幼稚園を運営していらっしゃったとか!というわけで今回は、元園長先生が、ソネットを販売するに至られたまでのストーリーを聞かせていただくことにしました。
斉藤社長は、「自分がやらなくてもよかった」とまでおっしゃるソネット。ですがお話を聞かせていただくうちに、ソネットがはるばる海を越えて日本にやって来たのは、紛れもなく斉藤社長ご自身が様々な出会いを紡いでこられたからだと確信しました。

山下:本日はどうぞよろしくお願いいたします。早速ですが、斉藤社長は、幼稚園の園長でいらっしゃったそうですね。


斉藤社長:こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
ではまず、幼稚園の園長になるまでの経緯をお話ししますね。
もともとは、母が幼稚園を運営していました。子供の頃は、時々遊びに行ったり、学生時代はアルバイトで手伝いをしたりという関わりはありましたが、将来的に幼稚園の運営を継ぐことはこれっぽっちも考えていませんでした。
私自身は子供の頃から電気に関心があって、自分でラジオや模型飛行機を作ったり、無線をしたりするのが好きだったんです。将来はエンジニアになりたいと思っていたので、大学は理工学部に入り、電気を専攻しました。卒業後は外国留学が決まっていたのですが、渡航予定の直前になって、母が病気で倒れたんです。そのまま母は入院してしまい、看病が必要になりましたから、やむなく留学を諦めました。

お母様のご病気がなければ、そのままエンジニアになられたのでしょうね。

間違いないと思います。
その間、いろいろなことを考える機会になりましたね。そのうちに、どう考えても電気より人間の方が面白いよなと思い直したんです。
電気工学というものは、自分のなかで完結してしまう分野です。もっと人と関係あることを学びたいと思い立ち、翌年から臨床心理学を学ぶために、研究生という形で大学に戻りました。それがきっかけで、子供の心理治療といったテーマにも興味を持つようになりました。

その後、幼稚園を継ぐことになったのですね。

30歳頃に、継ぐか継がないかという話が具体的になってきました。そこで私は、幼稚園を継ぐにあたって、どのような形で自分が運営に関わっていくかを考えるために本格的に幼児教育を学び始めたのです。
様々な幼児教育を学んだ末に、どうやらモンテストリーが面白そうだと感じたので、さらに突き詰めようと発祥地であるイタリアに渡りました。現地では十分に時間があったので、他の教育も見てみようと思ったのが、シュタイナーに出会ったきっかけでした。
向こうで初めてシュタイナーを知ったのですが、他の教育では得られない大きな衝撃と感動を得ることができました。これならば幼稚園が継げると、とても嬉しくなりました。そうして帰国後の2年間は必死でシュタイナーを勉強し、その後、1981年から実際にシュタイナーの理念を幼稚園に取り入れ始めたのです。

初めてシュタイナーを取り入れた時のご父兄の反応はいかがでしたか?

反応は大きかったですね。それまでは一般的な幼稚園として、他園と同様の教育をしていましたので、制服もあれば給食もありました。でも、今日という大切な一日の始まりにも関わらず、制服があるとそれしか選べませんよね。春のうららかなお天気だから、フリルのついたピンクの服を着たいとか、お弁当はバスケットに入れて行きたいとか、本当はそういう自然にわき出てくる気持ちが大切なんです。ですから、制服や園指定の鞄などをなくすことは子どもたちの豊かな心を育む上で必要不可欠なことでした。

森:保護者の方々にしてみれば、それなりに大変なことだったのではないかと思うのですが、問題はありませんでしたか。


そうですね。「何着あれば大丈夫ですか?」とか、「競い合うようになって華美になり過ぎませんか?」とか、子どもたちがあれが欲しい、これが欲しいと言い出すんじゃないかと、保護者の方々の心配は相当なものでした。ですから、その不安な気持ちを聞いたり、理解いただけるように説得したりするのも重要なことでした。丸々一年かかって説明しましたね。
音楽論も然り。これまではピアノの伴奏に合わせて一般的な唱歌をみんなで歌っていたのが、こだわってカリキュラムを作ったので、子どもたちが歌うのは五音階のお母さん達が知らない音楽ばかり。よその園児なら、春が来れば『春が来た』を歌い覚えるわけでしょう。「うちの子は大きくなって本当に大丈夫かしら」というお母さん達の心配が大きかったので、2ヶ月に一度、お母さんのための音楽教室を開くことにしました。
実際に子どもたちが唱っている長音だけがつながった心地よい歌を紹介して、体験してもらうんです。そうするとお母さんも、「幼稚園に来ると気持ちがいいわ」「何かいいことが起こってるのね」と、実際に感じることで安心してもらえるようになりました。

シュタイナーの幼稚園として、草分け的な存在なのでしょうね。

全国的に見ても、おそらく初めての幼稚園でしょうね。とはいえ、幼稚園は学校法人です。つまり公教育なので、指導要領に沿った教育をする必要があります。そこにいかにしてシュタイナーを取り入れるかということであって、決してシュタイナー教育をやっているわけではありません。「日本の教育だけれど、たくさんシュタイナーを勉強していますよ」という位置づけなので、うちも含め、シュタイナーを取り入れている法人の幼稚園というのは、シュタイナー、シュタイナーと打ち出すことは少ないです。その点は、個人的なグループと異なる点ですね。

大きく打ち出さなくてもご父兄の方々はご存じで、入園を希望されるのですよね。

そうなのです。実際、少子化の今の時代でもなお、競争率がある幼稚園なんです。とはいえ、ふるい落とさないといけない状況は、決して自慢にならないことだと思っています。なぜなら、シュタイナーの趣旨に反しているからです。子どもたちにとって、初めての集団生活のスタートだというのに、いきなり落っことされるんですものね。本当はちょうどいい人数の応募があって、みんなで一緒にスタートできるのが理想ですが、なかなかそううまくはいかないものです。

確かに、残念なことではありますね。さて、ここまでのお話を伺っていると、斉藤社長が今も現役の園長先生に思えてきて仕方がないのですが(笑)、その後、会社経営に方向転換されたわけですよね。

最初は、小さな取引から始まったんですよ。シュタイナー的な教育を始めるにあたり、絵画であれば、ゲーテの『色彩論』を味わわせるための画材が必要です。音楽であれば、ライヤーなどといった楽器が必要になります。日本ではまだ誰も手をつけていない分野でしたから、30~40歳頃までの10年間は、私自身が直接現地を視察して、子どもたちのために買って帰っていたのです。

幼稚園で必要なものを、ヨーロッパに買い付けに行かれていたのですね。

はい。ところがその間に、シュタイナーという面白い取り組みをしている幼稚園だということで、雑誌社などに取り上げられ、その影響もあって見学にいらっしゃる方々も増えてきました。楽器やクレヨンなど面白そうな商品なので、ついでにウチの分も輸入して欲しいと依頼されることも多くなり、だんだん輸入量が量が増えてきたんです。幼稚園という組織の中で、貿易に関わるお金がかなりの金額で動いているものですから、これはそろそろ組織を分けるべきだと会計士から指導され、その流れで設立した会社が、おもちゃ箱なのです。

ではそのタイミングで会社経営に専念されるようになったのですか?

いえ、当初の数年は、園長と社長を兼任していました。夕方の4~5時頃まで幼稚園にいて、その後、会社の事務仕事ですから、寝るのは毎晩2~3時になります。特に会社の方は少人数でやっていましたから、ほとんどすべてのことが自分の仕事だったのです。そんな状態で数年が経った後、幼稚園は、20年間現場を支えてきた生え抜きの現園長に思い切って任せることにして、私自身は教育現場から一切手を引くことにしました。そうしておもちゃ箱の専任になったという経緯です。

幼稚園の歴史の中で、おもちゃ箱という会社が生まれてきたのですね。

なぜ『おもちゃ箱』という社名にしたかというと、おもちゃの輸入から始まったからです。シュタイナーのクレヨンとか楽器とかいった玩具は、シュタイナー教育の中で大事な教材でもあるんです。それらを扱う中で、現地とのコンタクトが増えれば増えるほど、私たちの教育や生き方に相通じる人々がたくさんいることを実感しました。
キャンプヒルで作っているおもちゃなども扱うようになりました。キャンプヒルとは、障害のある人たちが、健常者といっしょに暮らす共同村です。そこでは障害者が障害者としてではなく、ごく普通のひとりの人間として、その人その人の能力を発揮しながら生活しています。

例えばダウン症の人というのはとても明るくて、どんな場であってもパッと明るくしてしまいます。同じことをあなたはできますかと聞かれると、とても真似できそうにはない能力です。また、自閉症の人は、コツコツといつまでも同じことに取り組めるけれど、自分にはそんな集中力はありません。訪問したイギリスのキャンプヒルでは、200人の障害者と150人の健常者が生活していましたが、もはや何を持って障害者とし、何を持って健常者とするのかがさっぱりわからなくなるんです。
臨床心理学を学んでいた私としては、いままで学んできたこととまったく違う世界に触れた衝撃は、非常に大きかったですね。私が学んだ治療教育とは、必死にトレーニングして、どれだけ普通の人と同じ生活に近づけることができるかというものでした。ところがシュタイナーを知った途端、全くそうではないことがわかったんです。30年間僕は日本の学校で何を学んで来たんだろうと愕然としましたし、その時の衝撃を糧に、こうして今日まで突き進んできたとも言えます。

なるほど、そういったご経験もあって、おもちゃに限定せず、取り扱われる商品がどんどん増えてきたのですね。そして、その中のひとつがソネットですね。

ソネットはヨーロッパで急成長しているブランドで、おそらくオーガニック洗剤では一番有名でしょうね。オーガニックストアでも、たいてい洗剤コーナーの一番いい場所に置かれていますし、支店もどんどん増えているようです。「いいものがあるな」と思って見てはいたのですが、取り扱うことは考えてもいませんでした。
世界中に支店を持っているシュタイナーの楽器や画材を扱う大きな会社があります。2~3年に一回、各国の支店やエージェントが集まるミーティングがあって、おもちゃ箱も参加をしています。数年前のミーティングの時に、北欧でオーガニックストアをチェーン展開しているストアの代表と話をしていて、話題がソネットになったんです。「斉藤さん、ぜひやれ」と言われたんですが、即、「よし!」とは思えませんでした。
躊躇した理由は、洗剤を海外から輸入するというのは、さすがに商売にならないと思っていたからです。その時までに始めていた化粧品の輸入と比較しても、ボリュームと価格のバランスの悪さは歴然でした。ですからむしろ、貿易をやっている人が洗剤を扱うって大変なことだろうと思っていたくらいなんですよ。
ところが、「なんでこんないい物を知ってるのにやらないんだ!」とポン!と背中を押されて、成り行き上、「じゃあ、やろうか」ということになってしまったんです。お陰様で随分苦しんでいますけどね(笑)。

思いもよらぬ展開で取り扱い始められたソネットですが、実際の反応はいかがですか。


販売開始してまだ2年足らずですが、待ってましたと言わんばかりの好反応です。元々うちの会社は営業が上手でないのですが、ソネットに関しては一切営業しなくても、取り扱いたいというオファーが向こうからやって来るので有り難いことです。
ソネットは、普通の日用品を扱っているスーパーなどからも、扱わせて欲しいと言ってきてくれるんですよ。「へえ、こんな風に人気があるんだ」と正直驚いてしまうのと同時に、正直な気持ちとしては、まだまだ需要が見込める商品なのだから、私なんかがこぢんまりとやらなくても、大手がやってくれていれば一番良かったのにと思うんです。大手がやらないから、うちがやらざるを得なかったんですよ。

ところが、できないんですよね。自己矛盾が生じますからね・・・。

大手もいい加減に空想の世界から抜け出して、現実をしっかりと見つめて生きることを選択すれば、河川も汚れないし、地球環境も破壊されないんですけれどね。
ソネットに関していいますと、ウォッシュリキッドなど、主なラインナップは全部生分解検査を受けていますから、安心して湖にでも川にでも流すことができます。でも、いくら環境に優しいすばらしい洗剤とはいえ、うちが輸入するのは、1~2ヶ月ごとにたった60フィートです。大手がやってくれたら桁違いだろう、それだけ環境保護が進むのにと思わずにはいられないですね。
私たちは、地球環境や子供たちの育つ環境、生活教育文化も含めて守っていかないといけません。それらが守られないと、次の文化がないんです。それが今の現実です。

その使命を帯びていらっしゃるから、ソネットとの出会いがあったということなのでしょうね。

そうですね、出会いですね。今はいろんなものを扱ってはいますが、おもちゃも洗剤も、そういう意味で全部つながっているんですよね。
いつも、背中を押してくれる人がどこからか現れたり、「私も買うからやっちゃいなさいよ」と応援してもらったり、たくさんの人たちに助けられてきたと思いますね。お付き合いする外国の会社もいいところばかりですし。自分から、「よし、お金儲けしよう!」と思って動いたことって、本当にないんですよ。ですから、未だに営業が下手くそです(笑)。

出会うべき時に、出会うべき人がちゃんと現れるんですね。
あらためて振り返って、人生とはいかがなものでしょうか?

幼稚園を継いだときに、洗剤や化粧品を売る人になるとはこれっぽっちも思っていなかったですよ(笑)。
何がきっかけになるかはわかりませんが、毎朝目覚めるたびに新しい人生が始まるわけですからね。私たち人間がいかによりよく生きていくべきかと考えると、空想中心で成り立っているような経済や社会ではいけないんです。一番大事なのは、常に今を大切に生きることだと思っています。今をしっかりと生きていきたいですし、宇宙の巡りの心理を生きていくことが大事だということを、しっかりと後生に伝えていきたいですね。
私たちも、常によりよく生きるために、様々な出会い・・・人やもの・出来事その他、今目の前に現れるすべてのものとの出会いを大切にしていきたいと思います。
斉藤社長、素敵なお話をどうもありがとうございました!
気になるご使用者の声をまとめてご紹介!
モニターでご使用になった方のご感想を紹介します!
ナチュラルウォッシュリキッド

- 洗っている最中、洗い上がったときの香りがさわやか。
- 液体なのでよく溶け泡立ち、泡切れもよい。粉石けんと比べ、大変使いやすくストレスがない!
- 市販の合成洗剤と同じように使えて、しかも汚れ落ちも遜色ありません。我慢することなくエコロジカルな生活ができるのでとてもうれしいです。実際に使ってよさがわかりました。
- レンジフードの掃除に使ってみたら、汚れがよく落ちました。
ナチュラルランドリーリンス

- ナチュラルウォッシュリキッドを使うと顕著に弾力性が増す(手で絞ったときにわかる)。繊維が立つような気がします。
- 仕上がりもよく、香りも好き。ふつうの洗濯に使用したら、とてもやわらかくしっとりしていた。
- 自然成分が身体や環境にとってよい。手荒れがなく、洗い上がりが自然。
ナチュラルウォッシュリキッドカラー

- 色鮮やかに仕上がった。
- 液体洗剤のため、溶けやすく使いやすい。
- 汚れのひどい靴下を洗濯した時は汚れがすっきり落ちなかった。
- 香りがいい。洗った後のシトラスの香りがさわやか
- 洗い上がりが柔らかだった。
- ワイシャツの襟もこすらなくても汚れが落ちた(生地を傷めないのでよい)
- 手洗いでも手があれないのでよい。
ナチュラルブリーチ(漂白)

- お湯で溶かしてから洗剤といっしょに洗濯機で洗うときれいになった。
- 沸騰したお湯にブリーチを入れて1時間置いたら、さかんに細かい泡が出て反応していたが、それがおさまってから、取り出し、洗濯機で洗った。際だって白いという感じではなく、自然な白さが戻った。
醤油、コーヒー、ブルーベリージャムのしみは落ちました。 - 台所用として、銅の三角コーナー、ガラスの花瓶を90℃くらいの湯に一晩つけ置いたところ、きれいになった。
- 瀬戸物の茶しぶ、水で一晩つけ置きしたら、きれいになった。お湯を使った方が、反応は早くきれいになるようです。
- すばやくきれいにという具合にはなりません。急がず、時間をかけてということによさがあると思います。安心できるものなら使ってみたい。
ナチュラルゴールソープリキッド(しみ抜き用)

- よく泡立ち、泡切れもよかった。
- 汚れはよく落ちた。ナイロン製で土汚れがひどいものがとてもきれいになり、手あかのついた持ち手が新品のようだった。
- 液をつけて揉んで、すぐ水で洗うととてもきれいになった。
ナチュラルクリーナー(多目的)

- 木製のドア、キッチンの壁・タイル、レンジ、レンジフード、収納棚の扉、床、冷蔵庫、ポット、テレビ、電話機、電化製品、洗面所、ピアノなどを掃除した。冷蔵庫、電話機、ポットの汚れがきれいになった。
他のメーカーの自然にやさしいクリーナーではほとんど落ちなかった壁のしみがソネットで薄くなったのでとても気に入った。 - 手がヌルヌルしないし、拭いた後、べたつきもなかった。手荒れがほとんどなく驚いた。
拭き終わった後の感触がさっぱりしていて気持ちがよかった。市販品は何かが残る、コートする感じがあって、使いたくありませんが、それはありませんでした。 - 拭き掃除の好きな子どもにも安心して使えるのでとてもよい。(子どもにはゴム手袋が合わず、使えないので)
ナチュラルバスルームスプレー

- 台所(シンク・タイル)、トイレ(床・便器・ドア)、リビング(床・家具)、電化製品の汚れがきれいになった。
- ボトルの感じ、スプレーの吹き出した感じも使いやすく、快適に掃除ができた。
- ひどい油汚れには、スプレーしてから2~3分待って拭いていくと汚れが落ちた。
- 後始末が簡単なのがとてもよい。手袋もせず、2時間くらい使い続けたが、手が荒れなかったのもよかった。
トイレットクリーナー

- 汚れはきれいに落ちた(全員回答)。スッキリ、ピカッとした感じ。
- 粘力がしっかりしていて、しっかり洗える気がした。
ウィンドウクリーナー

- 窓ガラス、鏡、食器棚のガラス面、額縁のガラス、ピアノ、台所のタイル、スイッチ面、冷蔵庫を拭いた。
- 香りはさわやか、汚れ落ちはきれいになった。
- 拭き終わった面がさっぱりとして気持ちがよかった。
- 拭き取りタオルを持つ手がまったく荒れなかったのがよい。
- 市販のガラスクリーナーだと、高いところに吹き付けたら、目や顔にかかって、目が痛くなったり、顔がバリバリになったりすることがあるが、まったくそのようなことがなくて気に入った。これからも使いたい。
ナチュラルスカーリングパウダー(磨き粉)

- 台所(レンジ回り・シンク・床・鍋・茶しぶのついたカップ・グラス・まな板)、洗面所(金具部分)、トイレなどで使用。
- きれいになった。とれにくかった油じみがすんなり取れてピカピカになり、とてもよかった。
- まな板の魚の臭みをとるのによい。
- すっきりとしたいい香りで、使っていて気持ちよかった。
- 出てくる量も少しずつで使いやすかった。そんなに力を入れなくてもきれいになった。
- ほとんどキズはつかなかった。
- これからも使ってみたいと思う!合成洗剤より落ちるものもあり、驚いた。
ナチュラルスカーリングリキッド(液体磨き剤)

- 台所(シンク・ステンレス・鍋・やかん・蛇口・まな板・グラス・床(ビニール製))、洗面所(蛇口)がきれいになったと全員回答。
- リラックスする香りで、磨くことが苦にならず、楽しめた。
- 臭みが取れるいい香りでした。
- 手が荒れないのが一番の魅力。
ウォッシュアップリキッド

- よく泡立ち、泡切れもよく、ヌルヌル感もなく、油よごれのひどいものもきれいになり、使いやすい優れもの!
- タワシを使って、ぬるま湯で油汚れをさっと流してから、洗剤をつけて洗うので、2~3人の食器ならワンプッシュ、スポンジに落とせば洗える感じでした。すすぎが割に簡単で、石けんでタッパーを洗うと幕が貼ったようなくもりになることがあるのですが、それもありませんでした。
- シンクの汚れ落としも簡単でスッキリします。ふきんもきれいに洗えます。
- 清潔感のある香り。
- 指先に洗剤による湿疹がありますが、ソネットを使っているときはかゆくなりませんでした。
ナチュラルディッシュウォッシャー(食洗機用)

- 石けんカスも残らず、食器、グラスがピカピカになった。
- 漂白剤も入ってないのにこれだけの洗浄力があるのでこれからも使用していきたい。
- 食洗機用で安全なものがないかと思っていましたので、使ってみたいと思います。
マイルドソープ(液体)

■手洗い
- 使用量は1プッシュが目安。
- 少量の水を加えて、手はこすり合わせてなるべく泡立てるようにした。
- 香りもよく洗っていて気持ちがよかった。
- 洗い上がりはしっとりしている。
- ほのかな香りが残り、気に入った。
■ボディ洗い
- 使用量は4~5プッシュが目安。
- 使用方法:綿タオル、スポンジ、ネット、手で洗う(背中はスポンジで)などそれぞれ。
- 市販の泡立てネットを使用したら、たくさん泡が出て使いやすかった。便利です。
- 泡立ちは少ないが、さっぱりし、つっぱり感がなかった。
- 肌がすべすべになった。香りもとてもよい。
- あまり油分をとりすぎないところがよい。
■洗髪
- 使用量は一回4プッシュが目安。
- リンスを使わなくても髪はさらさらしています。泡立ちはいつものシャンプーとあまり変わりがありませんでした。
- 初日は髪がきしむような感じでしたが、2日目からは気にならない。石けんシャンプーなども試したが、その中でもソネットはよいと思う。
■使い心地
- 全身に使えるので便利。
- いい香り。
- 3種類あるので、気分によって香りを使い分けたい。
- カサカサしないし、とてもよかった。
- 安心して使える商品で、この価格なら使用したい。
- 泡立ちは市販の物より少ないが、少量水を加えて指先で泡立てるとよい。