社内研修用資料
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その他EM関連雑誌などにたびたび登場していますがすべて掌握しておりません。
お手持ちの資料ありましたら是非お寄せ下さいませ。
フラックスオイルとその他の油の決定的なちがい |
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αーリノレン酸はリノール酸の影響を弱める
昭和50年代以降、急激に増加した脂肪の摂取量のうち、多くを占めているのが、植物油です。ここでいう植物油とは、大豆油をはじめとするすべての植物油のことで、それらは健康によいといわれてきた「リノール酸」を含んでいます。
実は近年、このリノール酸主体の植物油のなかから、アレルギー反応をおこす物質が次々に発見されました。ロイコトリエンはその代表格ですが、これはアラキドン酸という脂肪酸から作られることがわかったのです。
リノール系植物油をとりすぎると、余分な油から脂肪酸が大量に生産され、ロイコトリエンの材料として細胞内に多量に蓄積されることになります。そして抗原を刺激し、それをきっかけにアラキドン酸を介してロイコトリエンが大量に出現し、アレルギー反応がひきおこされます。
ちなみに、このトイコトリエンがもたらすアレルギー反応は、よく知られているヒスタミンのじつに1000倍も強いので、アレルギー症状をより重く、治りにくくすることが証明されました。リノール酸やアラキドン酸は、植物油や獣肉、卵に含まれています。
植物プランクトンを餌にしている魚介類の油脂が、リノール酸がひきおこすアレルギー反応を抑える効果があることがわかっています。この良質な油脂は、αリノレン酸といい、形がリノール酸と似ていますが、はたらきはまったく逆なのです。 |
永田良隆医師 記 |
リノール酸によって生産されるホルモン |
紅花油、菜種油、大豆油など |
ロイコトリエン(LTA4)、ロイコトリエン(LTB4)、ロイコトリエンLTC4、ロイコトリエンLTD4、ロイコトリエンLTE4、プロスタグラジンG4、プロスタグラジンH2(PGH2)、プロスタグラジンH2(PGH2)、プロスタグラジン(PGE2)、プロスタグラジン(PGF2)
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血管をせまくする、アトピー性皮膚炎激化、喘息要因物質、アレルギーを促進。尿を出しにくくする、血小板活性。 |
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αリノレン酸によって生産されるホルモン |
フラックス油、えごま油など |
ロイコトリエン(LTA5)、ロイコトリエン(LTB5)、ロイコトリエンLTC5、プロスタグラジンC3(PGG3)、プロスタグラジンH2(PGH3)、プロスタグラジンPGD3 |
このオメガ3から流れ出る20種類以上のEPAカスケードは、アラキドン酸カスケードの各々の炎症促進を抑える働きをします。 |
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